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ページ番号:218878
掲載日:2022年7月7日
地方創生・行財政改革特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「地方創生・SDGsの推進、魅力ある地域づくり、行財政・職員の働き方改革及び情報技術の活用並びにDXの推進に関する総合的対策」でありますが、今回は、「地方分権改革について」及び「魅力ある地域づくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「権限移譲は約7割まで進んでいるものの今後の受入希望が減少している。残りの約3割はどのような事務なのか」との質問に対し、「権限移譲が進んでいないのは、専門性が非常に高い事務、直接住民サービスの向上につながりづらい事務及び市町村域を超えた広域的な事務である。このような事務については、既に権限移譲を受けている市町村の事業効果を検証し、移譲を受けていない市町村に対して丁寧に説明することで対応していきたい」との答弁がありました。
次に、「地方分権を進めることが住民サービスの向上、ひいては魅力ある地域づくりにつながると考えるがどうか。また、県北地域の人口減少が顕著である。当該地域の人口を増やすため、デジタルインフラ整備の必要性についてどう考えるか」との質問に対し、「魅力ある地域づくりを進めるためには、各市町村が地域の実情に応じた課題解決を図る必要がある。市町村の自立性を高め、地域の課題解決や地域の魅力向上につなげるために、引き続き市町村への権限移譲を進めていく。また、デジタルインフラの整備は生活や仕事に欠かせないものであり、しっかりと進めていく必要がある。市町村のコワーキングスペースなどの設置に対して、県のふるさと創造資金で支援するとともに、国の交付金も紹介しながら、整備を進めていきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「地方創生・SDGsの推進、魅力ある地域づくり、行財政・職員の働き方改革及び情報技術の活用並びにDXの推進に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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