トップページ > 彩の国統計情報館 > 統計ア・ラ・カルト > 統計ア・ラ・カルト第161号「毎月勤労統計調査から見た 埼玉県の賃金・労働時間の動き(2020年上半期 1月~6月)」<2020年10月号>
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掲載日:2022年3月18日
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常用労働者一人当たりの現金給与総額(前年同月比)は、2020年4月までプラス傾向が続いていましたが、5月以降は、2か月連続のマイナスとなっています。
これは、新型コロナウイルスの影響による残業代等の所定外給与の減少(2020年3月から4か月連続のマイナス)、賞与等の特別に支払われる給与の減少(2020年5月から2か月連続のマイナス)が影響しています。
業種別では、情報通信業、複合サービス業、運輸業、宿泊業・飲食サービス業での、現金給与総額(2020年上半期)の減少が目立っています。
常用労働者一人当たりの総実労働時間(前年同月比)は、2020年2月以降、5か月連続のマイナスとなっています。
中でも、残業等の所定外労働時間が大きく減少し、2020年5月の所定外労働時間は、時系列比較ができる2006年1月以降、過去最大の下げ幅となりました。
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