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掲載日:2018年3月31日
日時 |
平成29年8月19日(土曜日) 14時から16時 |
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場所 | 埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま) |
参加者 |
56人 |
県民のための医療セミナー「学校心臓検診セミナー」を埼玉県立小児医療センターと共催で開催しました。
講師:埼玉県立小児医療センター病院長 小川 潔さん
学校心臓検診の歴史に始まり、その目的と実際について、具体的に2次検診の判定の内容、学校生活管理指導票の見方、心電図の見方も含め、お話がありました。心臓検診に精通した小児医療循環器の専門医が不足している現状にも触れられ、専門医への受診の必要性を強く感じました。
講師:埼玉県立小児医療センター病院長 小川 潔さん
学校心臓検診で発見される小児期不整脈の特徴を実際の心電図や図解で、種類別に詳しく解説いただきました。学校心臓検診が抱える問題点も指摘されました。
講師:埼玉県立小児医療センター循環器科 科長兼部長 星野 健司さん
先天性疾患での合併症のお話に始まり、その中でも学校心臓検診で発見される先天性疾患について、その種類と頻度、具体的な検診所見についてお話がありました。疾患を持つ児童を抱える保護者や養護教諭が知っておきたい、疾患を発見された児童のその後の管理状況、具体的な治療状況については、画像等を駆使し、わかりやすく説明していただきました。
最後に流していただいたAEDで実際に命を救われた人の、音声付きの心電図の映像はとても衝撃的で、AEDの重要性を強く感じさせるものでした。
講師:埼玉県立小児医療センター病院長 小川 潔さん
心臓検診で発見されるその他の疾患について、具体的な病名を上げ、詳しく解説してくださいました。
学校心臓検診を行っているのは世界でも日本だけで、コストパフォーマンスの点からはその存続が危ぶまれているそうですが、予防医学の観点からも、学校心臓検診で病気を抱える児童が早期発見されることの重要性を強く認識した先生方のお話でした。
小川潔埼玉県立小児医療センター病院長 |
星野健司埼玉県立小児医療センター循環器科科長兼部長 |
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