子育て世代のための環境科学セミナー
「埼玉の空気、今と昔はどこが違う？～PM2.5など子育て世代が気になる空気の汚れを解説～」

日時	平成30年2月22日（木曜日）10時30分から12時
場所	埼玉県男女共同参画推進センター（With You さいたま）
参加者	38名

内容

埼玉県環境科学国際センターと共催で、主に子育て世代を対象に、気になる空気の汚れをわかりやすく解説する環境科学セミナーを開催しました。

講師：環境科学国際センター 大気環境担当 主任研究員 米持 真一さん

大気の成分や濃度、大気環境基準などの大気汚染を知る上での基本的な知識、埼玉県の大気汚染の状況などについてお話いただきました。埼玉県内の大気環境基準の達成状況から、埼玉県内の空気は昔に比べてきれいになっていることを、具体的な数値やグラフを示しながら解説いただきました。その契機になったのが、1990年代のダイオキシン対策（廃棄物焼却炉対策）と首都圏ディーゼル車運行規制で、この二つの対策により大気汚染の改善が進んだということでした。
さらに、大気汚染が気象の影響を大きく受けることや、光化学スモッグとPM2.5（微小粒子状物質）の埼玉県内の測定状況、健康への影響とその対処法など、難しい話を大変わかりやすくお話いただきました。
最後の質疑応答では、参加者から活発に質問が出され、身近な環境問題について理解を深める機会となりました。

参加者の声

• 身近な大気汚染をわかりやすく知ることができました。
• 埼玉県の空気がさらに良くなるために、自分自身も身近にできることはあると感じました。 
• 知識を丁寧にわかりやすく教えて頂き、大気汚染のことを不必要に恐れることはなくなる気がしました。正しく知る、ということがとても大事だと感じました。