大宮公園 > 大宮公園のサクラ更新のお知らせ
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掲載日:2024年12月8日
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大宮公園は、「日本さくら100選」に選ばれた桜の名所ですが、昭和60年代から樹勢の衰えが問題化し、平成16年度に学識経験者などからなる「大宮公園サクラ活性化対策検討委員会」を設けて、調査を行いました。調査の結果、数多く植えられたサクラ(ソメイヨシノ)が成長し競争状態となったため、日当たりや風通しが悪化、枝折れや病害虫の被害を招いたことが明らかになりました。
サクラの競争状態を解消するため、平成17年度からモデル地区の間伐を開始しました。平成20年年度の検討委員会でモデル地区の間伐の効果が確認されたため、自由広場全域にわたり間伐を進めました。サクラ活性化対策は、桜守ボランティアの方々と協力して、除伐木の選定、病害虫対策、土壌改良などを合わせて行い、その結果、園地は明るくなり、サクラの樹勢は回復しました。
平成20年度検討委員会では、サクラは生きものであり、間伐後も成長し状況が変化することから、およそ10年毎に維持管理を見直すことが方針づけられました。そのひとつに大正末期頃に植えられた古木の管理があり、一般にソメイヨシノの樹齢が80年程とも言われるため、古木は診断を行いながら若木への更新も検討することとなりました。これに従い、令和5年8月に樹木医による診断を行ったところ、根元に空洞があり倒木の危険性が高いサクラが数多く見つかったため、衰弱した老齢樹木の伐採と若木の植栽を順次進めることとしました。
大宮公園サクラ活性化対策(サクラ除伐・更新計画)(PDF:2,978KB)
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