トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和7年2月定例会 > 令和7年2月定例会 代表質問・一般質問 質疑質問・答弁全文 > 3月4日(火曜日) > 荒木裕介(自民) > 令和7年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(荒木裕介議員)
ここから本文です。
Q 荒木裕介 議員(自民)
県内にはメガソーラー等の大規模な設備も多数設置されております。これらについては、FIT期間の終了に伴い買取価格が下がると同時に耐用年数も迎えることから、放置されたり、手放す方が増えることが予想されております。
県は、FITが終了する2032年頃を見据え、メガソーラー等に設置されている太陽光パネルのリサイクル環境をどのように整備していくお考えか、環境部長にお伺いいたします。
A 石井貴司 環境部長
まず、ガラスのリサイクルに向けた品質の確保等に向け、製造事業者が求める加工方法や品質を取り入れていくよう、来年度からは、これまでの協議会を製造業者も参加する埼玉県サーキュラーエコノミー推進分科会に統合し、検討を進めてまいります。
また、国も令和6年9月から太陽光パネルのリサイクルの義務化に関する検討会を設置し、令和7年度中の法制化を目指すとしております。
県では、国の検討内容について、特に、リサイクル費用に関し、必要に応じて各種製品に見合った前払い方式やデポジット制度の導入を図るよう、全国知事会を通じ要望を行っています。
今後も、国の動向を注視し、分科会において、リサイクル義務化に向けた効率的な回収方法等について引き続き検討を進めてまいります。
再Q 荒木裕介 議員(自民)
使用済みの太陽光パネルの集積や一時保管、こういったことによって効率的な運搬が必要と考えます。例えば、公の機関、県でも環境整備センターとかありますけれども、こういった公の機関が関与していただいて、効率的な廃棄スキームの構築を行っていただきたいと思いますが、どのようにお考えでしょうか、環境部長の御見解をお伺いいたします。
再A 石井孝司 環境部長
公の機関の関与としては、福岡県で、使用済太陽光パネルの保管場所と保管量を登録し、収集運搬業者がデータをもとに、複数地点を効率的に回収するシステムを構築した事例があります。
現在、国においても、太陽光パネルの製造・販売からリサイクルまでの情報を一元的に管理する制度を検討しております。
県といたしましては、他の自治体の取組や国の検討状況を踏まえ、効果的な廃棄スキームの構築に向け取り組んでまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください