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Q 荒木裕介 議員(自民)
私が今回相談を受けた件の当該教師は、かつて勤務していた学校でも暴言や体罰を働き、やはり処分を受けている、いわゆる不適切な指導歴がある方のようでありました。当時の学校で起こした不祥事を認識しながら、同じ学校に異動した教員が校長先生となっており、果たしてどこまで情報が共有されているのかが疑問であります。
本来このような情報はどのように共有され、実際の指導に具体的にどう生かされるのでしょうか、教育長にお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
人事情報の共有につきましては、教員の人事異動時に、懲戒処分などの人事管理上必要な情報を、県教育委員会や市町村教育委員会から校長へ伝達するとともに、校長間でも共有しております。
具体的にどう生かすのかにつきましては、校長は共有された情報に基づき、当該教員の日常の勤務状況を把握し、継続して個別指導等に活用しております。
再Q 荒木裕介 議員(自民)
今、異動先の学校の校長先生に情報が共有されるということでございまして、個別指導等も含めて対応しているという話でございますが、そうした結果の中で、先ほども御答弁がありました5年間で15件の懲戒処分の件数があるということで、そうは言ってもなかなかそういった教師をずっと見続ける、見張るというわけにもいかないので、非常にこういった体罰の問題は、再発防止に向けてどこまで再発防止ができるかというのが非常に疑問であります。
その意味では、改めて教育長の御答弁をお聞かせいただきたいと思っています。
再A 日吉亨 教育長
指導が必要な教員につきましては、勤務状況や、児童生徒への指導の様子などについて、校長や教頭などの管理職が日常的に言動を注意深く観察するとともに、適宜面談等を実施し、再発防止に努めております。
引き続き、管理職による指導を徹底し、日常的に体罰等を防止してまいります。
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