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掲載日:2024年12月27日
Q 武田和浩 議員(民主フォーラム)
埼玉県では、令和12年までに犬猫の殺処分ゼロを目指しており、令和元年には622頭だった殺処分数は令和6年の速報では34頭と着実に減少しております。このままのペースで進むと、前倒しで殺処分ゼロが実現すると期待し、それに向けた具体的な方策として3点を質問させていただきます。
初めに、(1)県庁舎内での保護犬猫の譲渡会開催についてです。
殺処分をゼロにしていただくためにも、保護した犬猫の譲渡はとても重要です。譲渡を進めないと、収容動物の殺処分の回避は困難です。
譲渡を進めるために、譲渡会の開催が重要です。県も動物指導センターと春日部市民文化会で譲渡会を開催していますが、会場は集客するのに困難な場所と言わざるを得ません。
より多くの譲渡を進めるためにはアクセスが良く、認知度もある県庁舎内や県の関連施設で開催すべきと考えますが、保健医療部長の見解をお伺いいたします。
A 表久仁和 保健医療部長
県から民間団体に譲渡した犬猫は、その後、団体が主催する譲渡会などを通じて新しい飼い主に引き取られることになりますが、譲渡会の開催に当たり、会場の確保に苦慮する団体も多いと伺っております。
そこで、駅からのアクセスが良く、多くの集客が見込める県庁の敷地を民間団体に譲渡会の会場として提供する取組を、平成29年度から開始しました。
しかし、コロナ禍においては感染対策として来場者を制限する必要があり、県庁での開催が困難となったため、令和2年度からは動物指導センターに会場を移し、小規模譲渡会を数多く実施することで民間団体への支援を継続してまいりました。
新型コロナが5類に移行した現在は、動物指導センターだけでなく、市町村やロータリークラブなどの協力を得ながら、県内各地の公共施設を会場とする譲渡会も開催しているところです。
なお、集客効果が見込める県庁等で譲渡会を開催することは、県やボランティアが行う動物愛護の取組について、多くの方に知っていただく良い機会にもなるため、県庁での譲渡会を再開する方向で検討するとともに、効果的な会場選定に努めてまいります。
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