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掲載日:2023年3月17日
人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興に関する総合的対策」でありますが、今回は、「文化の振興について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「埼玉県文化振興基金伝統芸能サポートは、令和4年度に8件助成したとのことだが、助成対象となる国、県又は市町村指定の無形民俗文化財の保存継承団体は幾つあり、どのように交付決定しているのか。また、対象団体への周知は、どのように行っているのか」との質問に対し、「対象は365団体であり、毎年募集を行った上で交付決定している。周知については、彩の国だよりやホームページに掲載するとともに対象団体にチラシを配布している」との答弁がありました。
次に、「彩の国さいたま芸術劇場は、『日本で公演するならこの劇場』と世界から評価され、これまでたくさんの公演を行い、実績を積んできた。大規模改修工事後はどのような点に留意して世界に発信していくのか」との質問に対し、「大規模改修工事により、照明や音響、舞台機構が改修され、演出の幅が広がり、更に芸術性の高い舞台作品の提供が可能となる。リニューアルされた芸術劇場では、蜷川幸雄前芸術監督のレガシーを引き継ぐとともに、新たに近藤良平芸術監督による独自の展開を加え、世界に誇れる芸術性の高い作品の創造・発信に取り組んでいく」との答弁がありました。
次に、本委員会の付託案件について、1年間の審査を踏まえて決定した本委員会としての意見・提言の主なものについて申し上げます。
まず、教育改革について、「子供たちがICTを毎日使うことと学力に関するエビデンスについて、早期に専門家と連携し、市町村や県立学校で生かすこと」。
次に、グローバル人材の育成について、「今後の事業の実施に当たっては、グローバル人材についての本質的認識と整合性が図れるものであるよう、その位置付けを明確にして進めること」。
次に、スポーツの振興について、「アスリートの発掘及び育成支援体制に関する課題を解決し、更なる強化を図ること」。
次に、文化の振興について、「文化芸術で地域の活性化を図るとともに、経済の好循環を創出すること」などであります。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会の付託案件につきましては、なお調査検討すべき課題も残されておりますが、一応、今回をもって審査を打ち切ることに決した次第であります。
以上で、本委員会の報告を終わります。
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