トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和5年2月定例会 > 令和5年2月定例会 代表質問・一般質問 質疑質問・答弁全文 > 3月1日(水曜日) > 新井 豪(自民) > 令和5年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(新井 豪議員)
ここから本文です。
ページ番号:231690
掲載日:2023年3月14日
Q 新井 豪 議員(自民)
この近年の秩父地域の道路整備については、秩父市大滝地内の大滝トンネル整備が平成30年に事業化され、昨年からトンネル本体工事の掘削が行われています。また、皆野秩父バイパスを秩父市街地まで延伸する長尾根バイパス整備が今年度に事業化されました。県土整備部長をはじめとする行政各位の皆様、粘り強い要望に御協力いただいた市町村議員、国会議員、市町村長の皆様に阿左美県議とともに改めて感謝を申し上げたいと思います。
大滝トンネルについては、地域の利便性向上のためにも早い整備が望まれており、またトンネル掘削の専門チームをはじめ、工事に携わる多くの方々が一時的でも秩父に移住するなど、その公共投資そのものが地域の経済に大きく寄与しているところであります。
また、長尾根バイパスについては、その接続道路についてのルートがなかなか確定せず、当初の計画より遅れるのではとの不安の声を耳にします。
そこでお伺いいたしますが、西関東連絡道路の大滝トンネルと長尾根バイパス整備について現時点での計画と進捗状況、その展望について、県土整備部長にお伺いいたします。
A 北田健夫 県土整備部長
国道140号大滝トンネルと長尾根バイパスは、西関東連絡道路の一部を構成する地域高規格道路です。
大滝トンネルは、急カーブが連続する現道の約7キロメートル区間を、約2キロメートルのトンネルでショートカットする計画です。
トンネル本体については、令和3年10月に工事着工し、現在、全長の概ね半分、約0.9キロメートルまで掘削が完了しております。
これまでのところ、地質の状況も良いことから、順調に進んでおります。
今後とも、トンネル本体の掘削工事を進めるとともに、補正予算などを活用し坑口部の法面工事を進めるなど、早期の完成を目指してまいります。
長尾根バイパスは、皆野秩父バイパスの終点から長尾根丘陵をトンネルで貫き、秩父市街地までを結ぶ約3.8キロメートルの計画です。
令和4年度に国庫補助事業の採択を受け、事業概要について、令和4年6月に地元説明会を開催しました。
現在は、測量と地質調査を実施するとともに、ルート案や現道との交差部の形状を検討しています。
今後、検討内容について地元説明会を開催し、詳細な設計を進めてまいります。
引き続き、地元の皆様の御理解、御協力をいただきながら事業を推進してまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください