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掲載日:2023年3月14日
Q 新井 豪 議員(自民)
ここでですね、その計画表の中で看過できない数字があります。秩父医療圏における高度急性期医療、つまり脳梗塞、心筋梗塞、大動脈破裂などといった緊急性と重症度の高い疾患に対応する医療の病床数については、平成29年当時でゼロという状況の中で令和5年における確保すべき病床が23床となっております。
地元の私が知る限り、いまだもって高度医療を受けられる施設は影も形もありません。県立病院又は特定の医療機能を有する病院が1件もない県内唯一の空白地が秩父医療圏なのであります。
そこでお伺いいたしますが、特定の地域の県民だけが圏域の中で高度医療が受けられないという現状に対して、県としてどんな対策を講じているのか、また、今後何をすべきなのか、保健医療部長にお伺いいたします。
A 山崎達也 保健医療部長
県では、医師による早期治療を開始することができる体制として、ドクターヘリや天候不良などでドクターヘリが運航できない時も対応できるドクターカーを整備をしております。
高度急性期医療については、脳梗塞や大動脈の治療を必要とする傷病者について、医療機関と消防機関が連携して救急患者を迅速・円滑に受入れるためのネットワークをそれぞれ構築しています。
また、こうした取組と共に地域の医療関係者も参加する地域医療構想調整会議において、救急受入に関する連携体制なども確認をしています。
今後も、秩父地域における救急患者が円滑かつ迅速に救急医療が受けられるための取組を進め、安心して暮らせる地域医療提供体制の確保に努めてまいります。
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