環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 令和3年度研究課題一覧 > 令和4年度研究課題(資源 R03-R05 先が読めない廃止期間を)
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掲載日:2023年1月11日
我が国の廃棄物最終処分場では、埋立終了後も水処理などの維持管理を継続し、最終的には法的なプロセスを経て廃止を行います。しかしながら、廃止基準を上回る自主基準設定による廃止期間の長期化や、それに伴う維持管理コスト増大といった課題が顕在化しつつあり、廃止期間を予測することは維持管理の適正化だけでなく正確な環境安全正評価のために非常に重要です。
本研究では、これらの課題解決に資するべく、従来の均質系の物理シミュレーションではなく、埋立廃棄物の不均質・不確実性に起因する予測誤差を統計処理により補正する、理論と実測を組み合わせた実用的な予測モデルの構築を行います。そのために最終処分場において遠隔操作により時間分解能を高めた比抵抗モニタリングを行い水みちの評価を行うとともに、県内の最終処分場設置団体との連携により予測モデル精緻化のためのデータ整理を行います。
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