環境科学国際センター研究課題（土壌・地下水・地盤担当／R3～R5）

埼玉県における地中熱利用システムによる総合的評価

（土壌・地下水・地盤担当：濱元、白石、石山、柿本、八戸／R3～R5）

 地中熱利用システムは、再生可能エネルギーのひとつとして注目されており、国内外で広く活用され始めています。この地中熱利用システムを活用するうえで地下の環境条件（地質・地下温度・地下水特性）が運転効率に影響することから、対象地点の特徴を把握して設置や施工することが必要不可欠です。本研究では、地下環境に関する広域的な情報を整理するとともに、エネルギー環境課の事業に参画し進めた地中熱源ヒートポンプの実証試験によるデータや熱応答試験データを総合的に利用することで地中熱エネルギーの賦存量や利用可能量、CO2削減効果を評価します。地中熱利用システムの普及のためには、これらの総合的な情報を行政機関や民間企業、県民に情報提供することが重要です。

《研究の概要》（PDF：306KB）