環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 令和3年度研究課題一覧 > 令和3年度研究課題(化学 R03-R04 原子力発電所事故10年後における生態園)
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掲載日:2023年1月11日
令和3年3月で福島第一原子力発電所事故の発生から10年が経過しました。事故後、福島県を中心に行われた調査・研究により、環境中へ放出された放射性物質の環境動態が明らかになりつつあります。埼玉県においても、原子力規制庁からの委託事業である環境放射能水準調査だけでなく、県独自の様々な調査を実施しています。当センターの生態園では、平成23年度から土壌、水質、底質、動植物など多種にわたる環境試料について継続的に放射能濃度を測定してきました。そこで本研究では、事故から10年が経過した現在の生態園における放射性物質の分布について詳細に調査を行い、残存・移行状況を把握し、これまでの推移について総括します。本研究で得られる情報は、県内における現況を推測するための基礎データとなります。
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