トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 秩父地域振興センター > 令和3年12月14日「ちちぶ乾杯共和国乾杯酒製造元研修ツアー」が開催されました。
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掲載日:2022年2月21日
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12月14日に「ちちぶ乾杯共和国 乾杯酒製造元研修ツアー」
(主催:秩父地域おもてなし観光公社)が開催されました。
(1月20日にも予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を
踏まえ、中止となりました。)
このツアーは、秩父地域の飲食店や観光・宿泊施設、観光ガイドなどの人を対象に、秩父のお酒がどのような場で、どんな人たちによって、どんな熱意をもって造られているのかなどを知ってもらうことを目的に開催されました。
【見学行程】武甲酒造(秩父市)→ちちぶ丸山農園(秩父市)→藤﨑摠兵衛商店・長瀞蔵(長瀞町)→ベンチャーウイスキー(秩父市)
最初の見学先は、日本酒「武甲正宗」などを造る「武甲酒造」です。
長谷川社長から、料理にあわせた日本酒の選び方などについてお話を伺った後、酒造りで使っている「武甲山伏流水」が湧く井戸や、日本酒の主原料である米を蒸し上げる釜場などを見学しました。
【国の登録有形文化財に登録されている建物(武甲酒造外観)】
【「平成の名水百選」に選ばれた「武甲山伏流水」が湧く井戸】
【釜場前で説明する長谷川社長】
【新型コロナ感染症拡大防止のために導入した「非対面型利き酒機」で試飲しました。】
【店内商品の一部。「しぼりたて」と「にごり生酒」をハーフ&ハーフにして飲んでも美味しいのだそうです。】
(参考:武甲酒造HP https://www.bukou.co.jp/)
次に、ウイスキー蒸留所から出たドラフ(大麦麦芽かす)や樽作りで出たミズナラの削りかすを発酵熟成させた「たい肥」等を使用し、秩父の特産品「秩父きゅうり」を栽培している「ちちぶ丸山農園」を訪問しました。
丸山副代表から、土づくりへのこだわりについてお話を伺った後、きゅうりを栽培しているビニールハウスを見学しました。
【ドラフを前に説明する丸山副代表】
【きゅうりを栽培しているビニールハウス】
【秩父きゅうりは皮が薄いのでシャキシャキと歯切れが良く、有機質の土壌と秩父の寒暖差のある気候によってうまみがあるのが特徴】
【西武鉄道の「西武の旅するレストラン52席の至福」の手土産品として採用された「秩父きゅうりピクルス」を試食しました。】
(参考:ちちぶ丸山農園HP http://chichibumaruyamafarm.com/)
続いて、日本酒「長瀞」などを造る「藤﨑摠兵衛商店・長瀞蔵」を訪れました。
杜氏の穐池さんから、日本酒の製造工程についてお話を伺った後、仕込み蔵や店内を見学しました。
【長瀞蔵の外観】
【杜氏の穐池さん。長瀞蔵は、埼玉でしか作れない地酒造りにこだわっており、酒米は、埼玉県産のさけ武蔵や彩のきずなを使っています。】
【仕込んで9日目のもろみ(発酵中)】
【試飲するお酒についての説明】
【店内では、日本酒のほか、地元で作られた木工、陶芸、ガラス工芸、染色、織物などの商品が販売されています。】
(参考:長瀞蔵HP https://nagatorogura.co.jp/)
最後の見学先は、「イチローズモルト」を造っている「ベンチャーウイスキー」です。
グローバルブランドアンバサダーの吉川さんから、ウイスキーの製造工程についてお話を伺いながら、発酵槽やポットスチル(蒸留器)などの設備を見学しました。
【参加者に説明する吉川さん。秩父蒸留所では、1日当たり400kgの麦芽を使い、約200L(樽1本分)のウイスキーを造っています。】
【ミズナラを使った発酵槽】
【ポットスチルの形によってウイスキーの味わいが変わるのだそうです。】
【貯蔵庫】
【それぞれのウイスキーの特徴(香り・味)や美味しい飲み方などについて伺いました。】
(参考:ベンチャーウイスキーfacebook https://www.facebook.com/ChichibuDistillery)
当ツアーでは、お酒に係わる人たちの熱い思いを身近に感じることができました。
また、お酒の製造工程や美味しい飲み方、お酒に合う料理などについてお話を伺ことができ、観光客をはじめとする多くの人とお酒を通じて接する機会の多い参加者にとって、とても有意義なツアーとなりました。
(参考)当センター酒蔵見学記も、ぜひ、ご覧ください。【武甲酒造】【藤﨑摠兵衛商店・長瀞蔵】
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