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掲載日:2023年12月5日
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グループホームや介護保険サービス事業を行っているNPO法人みやびを取材しました。
今回は秩父市小柱にあるグループホームを訪問し、内田眞里子代表理事からお話しを伺いました。
障がいを持つ親として、既存の各福祉団体が行っているグループホームは、定員や運営方針に制約があり、希望を出しても中々受け入れが難しい現状がありました。
そこで、介護福祉士の資格を取得し、介護ヘルパーをやっていた経験があったことから、少しでも多くの人たちが希望を持ち、不安なく地域で安心して生活できるよう支援がしたい、との想いから法人を設立することにしました。
利用者のかたには、自由に思い通りやらせてあげる方針を取っています。
ある日、利用者から「ここの施設以外には行きたくない」といった声をいただきました。
日頃から利用者のかたは自分の家族のような存在であると感じているため、その言葉がとても印象的で嬉しかったことを覚えています。
また、施設のみんなで、一年に一回は旅行に出かけており、最近では「横浜中華街」や「東京スカイツリー」に出かけました。
利用者のかたは、ふだん外出する機会が少ないことから、毎回の旅行をとても楽しみにしているので、今後も継続していきたいと考えています。
障がいを持つ方自身やその家族が、悲観的な気持ちにならずに前向きに、地域に溶け込んで生活して欲しいと思っています。
そのため、地域住民が障がい者に対して偏見を持たず、正しく理解するため、交流する機会をつくることが重要であると考えています。
今後、地域のイベント等にも参加し、交流することができればと思っています。
また、現在のグループホームの定員に限界があるため、新しいグループホームを建設予定で、うまく軌道に乗せて運営していくことが課題です。
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