ページ番号:100854
掲載日:2024年7月11日
ここから本文です。
自由研究の宿題、何にしようかな?
何がいいか、なかなか決まらないわ。
統計グラフのポスターなんか作ってみたらどうかな?
統計グラフのポスター?楽しそうな気もするけど、何から始めればいいんだろう。ぜんぜんイメージがわかないなあ。
わたしもよくわからないけど、やったことのないことをするのはおもしろそう。作り方を教えて、コバトン!
統計グラフを作るには、まず統計データを用意しないとね。
統計データを用意する時のポイントは、「統計ってどのように作るの?」で学んだ手順が使えるよ。思い出しながら順番に見ていこうね。
まず題材を決めよう。
「知りたい、知らせたい、何とかしたい」ことは何だろうと考えると、いいアイデアがきっと出るよ。自分の好きなことからテーマを選べば、あとの作業もずっと楽しくなるからおすすめだよ。
ポスターを作るには何をどうやって調べたらよいか考え、計画を立てよう。
自分でアンケートをする時は、ポスターにまとめることをイメージして質問を考えるといいよ。「しまった!あれも聞いておけばよかった。」なんてことにならないようにね。
すでにある統計を使う時は、どの統計データを使ったらよいか考よう。
計画にそって、アンケート用紙を配ったり、直接(ちょくせつ)聞いたりして統計データを集めよう。
すでにある統計を使う時は、図書館やインターネットなどを利用して統計データを集めることになるね。
集めた統計データは、表の形に整理しておくと、このあとの作業がしやすいよ。数が多くないときはカードを使って整理してもいいね。パソコンが使える人はパソコンにデータを入れていこう。
整理したデータを、グラフを作るための形にまとめよう。
割合(わりあい)や平均(へいきん)などの数字の計算が必要な場合もあるね。カードをならべかえたり、パソコンで計算したり、いろいろと工夫すると、計画の時には気付かなかった発見があるかもしれないよ。
まとめた結果から、題材についてわかることを読み取ろう。
「知りたい、知らせたい、何とかしたい」ことが見えたかな?ここまでできれば、あとはポスターに表現するだけだよ。
統計グラフのポスターの作り方の手順はよく分かったわ!
さっそく作ってみよう!
ちょっと待って!統計グラフのポスターにかかせない、レイアウトの説明がまだだよ。
ポスターは中身がどんなにすぐれていても、見る人に伝わらないと意味がないよね。統計グラフのポスターも同じだよ。自分が伝えたいことが相手にとどくように、見やすいレイアウトを工夫しよう。
なれないうちは、ついついあれもこれもと入れたくなっちゃうから、
に気を付けるといいよ。たくさんのグラフや文字、色を使いこなすにはテクニックが必要だからね。統計グラフコンクールの入賞作品を参考にするといいよ。
作品には、次の3つを必ず入れるようにしよう。
「統計ってどうして必要なの?」でも説明したけど、統計は、「ほかの人もたしかめることができる」ということが重要なんだ。だから、その統計の数字がどこから出てきたのか、その出所をきちんと書いておかないといけないんだよ。
自分でアンケートなどをして調べた場合は、いつ・どこ・だれ(なに)・対象数を忘れずに書き入れること。
たとえば、「2017年6月1日 ○○小学校 ○年○組の児童男女 36人調べ」のようにね。
国などが作った統計を使った場合は、総務省統計局ホームページ「国勢調査」のように、調査(ちょうさ)機関名や調査名を書いておこう。
「よーし統計グラフのポスターづくりにチャレンジだ!!
埼玉県では、毎年「統計グラフコンクール」をかいさいしているんだ。キミもチャレンジしてみない?
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください