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掲載日:2024年10月23日
Q 石川忠義 議員(県民)
令和4年12月定例会の一般質問では、希少野生植物種指定の前提であるレッドデータブック植物編の改訂が平成23年度以降行われていないことを指摘しました。このときの答弁では、令和5年度に改訂予定とのことでした。しかしながら、令和6年度が始まった今になっても改訂がされていません。
担当課の説明では、埼玉県レッドデータブック植物編改訂調査検討委員会の中で、調査の追加や新たな見解などが加わったことで策定が遅れましたが、今年6月の同検討委員会では了承が得られたとのことです。それから、約4か月が過ぎました。
(1)として、レッドデータブック植物編の改訂を急ぐべきですが、知事に伺います。
A 大野元裕 知事
埼玉県レッドデータブック植物編については、令和2年度から令和4年度まで3か年をかけて約1,200の植物についての生息状況調査を実施いたしました。
令和5年度には、この調査結果を基に、学識経験者や環境保全団体などで構成する「埼玉県レッドデータブック植物編改訂調査検討委員会」においてその評価を行っていただきました。
その際、検討委員会の委員から、令和5年度に新たに県内で発見されたとの情報があった種の取扱いも検討すべきなどの御意見も頂いたことから、その種の追加調査等を行うこととなりました。
そのため、令和5年度に追加調査等を行い、その結果について、令和6年6月に検討委員会に報告し、追加調査等の結果も踏まえた更なる修正について御意見を頂いたところであります。現在、全ての掲載種の生息状況の解説原稿の編集など最終段階の作業を鋭意進めているところであり、本年度中には改訂の予定でございます。
再Q 石川忠義 議員(県民)
レッドデータブック植物編の改訂については、本年度中には改訂するということですけれども、これが遅れれば遅れるほど種の選定も遅くなってしまうので、本年度中でももう既に4か月を過ぎているのでできるだけ早く、できれば年内中にですとか急ぐ必要があると思います。
この件に関して、知事の答弁を求めます。
再A 大野元裕 知事
レッドデータブックは、一定期間、詳細な生息状況調査を行った上で、その内容を検討する必要があります。
この調査期間については、検討委員会において従前の2年間ではなく、3年間程度は実施すべきとの結論に至ったことから、現在の改訂ペースに伸びました。
改訂ペースは近県においても同様となっております。
今後も、検討委員会の御意見を伺いながら、適切な改訂を検討してまいりたいと思います。
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