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掲載日:2024年10月23日
Q 石川忠義 議員(県民)
先ほども述べましたが、蜜源確保については関係団体からの要望を受け、無所属県民会議でも県に要望しています。
しかしながら、県は、養蜂振興法により蜜源植物の保護と増殖に関し必要な施策を講ずることになっているにもかかわらず、県ホームページでは、蜜源確保については僅か2行、「今ある蜜源植物を大切に利用するとともに、保護・増殖に努めましょう」と呼び掛けるだけです。しかも、この呼び掛けは養蜂家を対象にしたもので、広く一般や農業生産者などに呼び掛けるものではありません。
県は、蜜源確保を広く呼び掛けるなど蜜源確保を進めるべきですが、農林部長の考えを伺います。
A 横塚正一 農林部長
養蜂では、蜜源植物が確保できるよう飼育箱の適正な配置が重要です。
現状、飼育箱の配置調整により蜜源が確保されていると考えております。
今後、蜜蜂の飼育者が増加するなどにより、十分な蜜源が確保できなくなった場合には、蜜源植物の増殖が必要となります。
そこで、県民等が樹木や花を植える際、蜜源として利用可能な植物を選択できるよう、県ホームページに蜜源植物の種類や植栽事例を掲載し、周知してまいります。
また、国の環境保全型農業直接支払制度では、農地への炭素貯留効果の高いレンゲ等の蜜源植物を栽培し、土壌中にすき込む取組が交付金の対象となるため、農業者に制度活用を推進し、蜜源確保につなげてまいります。
さらに、国では蜜源確保に必要な種子の確保等を支援する事業を実施していることから、県養蜂協会に積極的な事業活用を促し、蜜源確保に努めるよう働き掛けてまいります。
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