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掲載日:2024年10月23日

令和6年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(石川忠義議員)

職業能力開発センター「職域開発科」「サービス実務科」の充実を-同センター同2科の定員増を計画的に進めるべき-

Q 石川忠義 議員(県民)

就職、職場定着に実績を上げている2科ですが、職域開発科が定員5名で年に2回の入学時期があり、サービス実務科の定員は10名です。両科とも実績に基づいて評判もいいことから、追加募集も行った上で、過去5年間、職域開発科の競争率は、昨年4月入学が1.8倍、10月入学が1.4倍、令和4年度の4月は2.8倍になっています。サービス実務科の競争率も、1.4倍から1.7倍と高い競争率となっています。
追加募集も含めた最終応募者数が定員を上回っている状況と、同センターの充実した環境を障害者の就労支援に更に生かすべく、2科の定員増を計画的に進めるべきですが、産業労働部長に伺います。

A 目良聡 産業労働部長

この2科につきましては、再募集をかけて定員を確保しているということが多い状況となっております。
これは、入校許可後でも、体調の変化等によりセンターに通うことができなくなるケースが生じるためで、このように応募者の中には長期間の訓練が困難と思われる方もいらっしゃいます。
基本的には、訓練受講の準備が整っている方については、概ね入校の希望が叶えられているものと考えており、今後、応募者が定員をわずかに上回る場合、訓練に支障をきたさない範囲で、可能な限り受け入れることで対応していきたいと思っています。
一方で、現在、入校者募集の広報に力を入れておりまして、職員が特別支援学校や市町村障害者就労支援センター、病院の精神科等へ働きかけております。
その結果、入校希望者がさらに多く見込まれる場合には、定員の見直しについて検討してまいります。

再Q 石川忠義 議員(県民)

今までも可能な範囲で受け入れているということではありますけれども、実際に追加募集も含めて競争率が1を上回っているわけですから、潜在的な需要というのは多くあると思います。
特に受験する人は、もう1年先とか2年先も考えて、就職のことも考えて人生設計しますから、これから考えるというよりも、もう既にこういう状況ですから早急に定員増という形で、実際に可能な限り受け入れているわけですから、定員増ということで改正をするべきだと思いますが、いかがなのか伺います。

再A 目良聡 産業労働部長

県におきましては、この2科の他にも様々な障害のある方に向けまして、データ入力や清掃作業などの実践的な短期間の訓練も実施しております。
それらの御利用もお願いしているということもありまして、特別支援学校等から状況についてお伺いしますと、この2科については希望に沿って入校できていると伺っておりまして、現在のところ、定員増の要望は聞いてはいないところでございます。
ただ、今後センターの認知度が一層進むことや、精神障害者数が増加していることなども踏まえまして、医療部局や福祉部局等とも連携をしながら、定員のあり方について検討してまいりたいと考えております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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