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掲載日:2023年10月20日
Q 高橋稔裕 議員(自民)
令和5年7月5日の知事公約に対する自民党県議団の申入れでは、渋沢栄一創業プロジェクトと社会的課題解決に資するロボット開発を支援するSAITAMAロボティクスセンターは、相互連携すべきとお伝えしました。共に社会課題を解決する事業であり、複数の事業化の集積をもって行われ、オープンイノベーションを手法としている点について親和性は非常に高いものと考えます。
先日の長峰議員の質問では、SAITAMAロボティクスセンター側からの答弁でしたが、内容まで分かるものではありませんでした。渋沢栄一創業プロジェクトとして詳しく答弁を頂きたいです。渋沢栄一創業プロジェクトとSAITAMAロボティクスセンターは、濃密な相互連携をする事業になるのでしょうか。知事のお考えをお伺いします。
A 大野元裕 知事
サロンは、スタートアップや異業種企業による連携・協業を促進することで、オープンイノベーションによる新たな事業の創出を目指す交流の場としての開設を予定しております。
一方、仮称でありますが、SAITAMAロボティクスセンターは、市場規模拡大が見込まれ、社会的課題の解決に資するロボットという分野の開発を支援し、県内中小企業などがロボット産業に参入するための拠点として整備を進めております。
いずれも県経済の発展に向けてイノベーションを創出・促進する施設でありますが、先ほど申し上げましたロボティクスセンターでは、ロボットに関わる企業が集まると思われますので、それぞれの施設の目的に応じて活用していただきたいと考えております。
例えば、サロンではロボットに限らずそこに集う異業種・異分野の企業との交流や成長促進プログラムへの参加が可能であります。
その一方で、センターの方では研究室や広いフィールドを活用した社会実装への共同開発などが考えられ、両施設それぞれの強みを生かしていただき、活用をいただきたいと考えております。
また、サロンで生まれたアイデアをセンターで形にしたり、逆にセンターで開発を進めている企業が協力者を募るピッチイベントをサロンで開催するなど、相互連携も考えられます。
引き続き、ロボットに関わるスタートアップの育成支援を有効に実施できるよう、議員御指摘のサロンとセンターの連携を効果的に推進したいと考えます。
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