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掲載日:2023年10月20日
Q 高橋稔裕 議員(自民)
埼玉県は、充実した高速道路網や鉄道網を有し首都圏の交通の要衝であることや、東京に隣接し巨大マーケットの中心にあるなどの強みを生かし、企業誘致に大きな成果を上げてきました。毎年60件ほどの立地実績があります。
他方、渋沢プロジェクトにおいて先ほどありましたオープンイノベーションという企業同士が双方の持つ知見や財産を提供し合うことで、1社のみではなし得なかった製品開発や課題解決を促進する事業を打ち出しております。せっかく企業を誘致したのだから、誘致してきた企業とスタートアップを渋沢栄一サロンのネットワークでつなぎマッチングさせ、オープンイノベーションの機会を提供して県内産業の人的、技術的発展を促してはいかがでしょうか。
一大事業として新たな拠点を埼玉県に構えた誘致企業も、一層の改善や変化を求めるマインドにあるものと考えます。オープンイノベーションの連携先として誘致企業に参画を働き掛けることについて、知事のお考えをお伺いします。
A 大野元裕 知事
県では、これまで積極的に企業誘致に取り組んできた結果、自動車や医薬品、食料品など様々な分野の企業に数多く立地していただいております。
誘致した企業が持つ既存のマーケットやサプライチェーンなどの事業基盤は、サロンで支援対象とするスタートアップにとって事業展開を図る上で魅力的なフィールドとなります。
一方で、誘致企業にとりましても、スタートアップが持つエッジの効いたアイデアを取り込むことにより、新たなイノベーションにつながる可能性を秘めています。
このように、スタートアップと誘致企業の両者にとってのメリットがあると考えることから、誘致企業には是非、オープンイノベーションの連携先としてサロンに参加をいただきたいと考えております。
誘致企業には操業後のフォローアップとして、県職員が日常的に企業訪問をこれまで継続的に行っており、併せてサロン開設に向けて参画を働き掛けてまいりたいと考えます。
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