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掲載日:2023年7月14日
Q 関根信明 議員(自民)
来年度上期、新聞によりますと、来年7月に20年ぶりに紙幣の肖像が刷新され、一千円札が北里柴三郎、五千札が津田梅子、一万円札が渋沢栄一となります。一万円札の顔として渋沢栄一翁が採用され、本県にとっても、栄一翁にあやかった観光振興に大いに期待するとともに、栄一翁を全国、世界にアピールするチャンスだと思っております。深谷市はもとより、県としてもこの機を逃さず盛り上げていただきたいと思います。
今後、ポスターを制作し、全市町村に貼っていくとか、新たなイベントを企画するとか、県を挙げて機運を盛り上げていくべきと考えますが、今後どのように取り組んでいくのか、産業労働部長の御見解をお伺いいたします。
A 目良聡 産業労働部長
本県が誇る偉人渋沢栄一翁の肖像による新一万円札がいよいよ来年度発行されます。
お金の代名詞として、また日本経済の象徴として、渋沢翁が全国的・全世界的に話題に上る、この機を逃すことなく、翁の偉大な功績をアピールするとともに、郷土である埼玉の魅力を発信し、観光振興につなげてまいりたいと考えております。
県ではこれまで、新一万円札の肖像やNHK大河ドラマの制作が発表された令和元年度以降、渋沢翁にまつわる様々な事業を展開してまいりました。
まずは、渋沢翁をよく知っていただくという観点から、その功績や名言などを紹介する動画を制作し、また、渋沢翁をデザインしたラッピングバスも都内で運行いたしました。
また、大河ドラマが放送され、一段と全国的に知られてからは、その人気を県内観光につなげようと、昨年は、鉄道事業者と連携したゆかりの地を巡るフリー切符を販売し、今年は、記念館などを訪問するバスツアーを企画して、本県への誘客に努めております。
このほか、例えば、深谷産のネギや、藍染めといった、地域の特産を活用した観光体験コンテンツの企画などを、部局横断型のプロジェクトチームで現在検討しております。
令和3年の大河ドラマの際にはコロナ禍で十分に果たせなかった観光振興につながるよう、新一万円札発行を契機といたしました機運の盛り上げに取り組んでまいります。
Q 関根信明 議員(自民)
具体的に今、渋沢栄一翁、新一万円札になった、これに対するイベントなり何か新たなことをやっていく考えがあるのかどうか、再度お伺いします。
A 目良聡 産業労働部長
機運の盛り上げには、民間企業等と連携して、官民一体となったオール埼玉でのムーブメント作りが不可欠と考えております。
その中で現在、県では、宿泊、物産、交通などの観光関連事業者等との連携による「観光プロモーション戦略会議」を設置して、様々な検討を行っております。
早速、この会議に諮らせていただきまして、イベント等に関しましても具体的な取組について、企業や関係団体とともに検討してまいりたいと考えております。
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