令和5年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（関根信明議員）

知事の公約これからの4年間に向けて-大宮スーパー・ボールパーク構想等について-同構想実現に向けた知事の決意について

Q　関根信明　議員（自民）

令和4年3月に大宮スーパー・ボールパーク構想が策定されました。構想では、A案、B案、C案、3つの整備パターンを示すとともに、想定される公民連携事業手法を整理し、これを前提とした事業工程が示されております。
事業工程によれば、令和4年度以降、このエリア全体の基本計画策定の段階に進んでいくことになっております。実際は、令和5年1月から大宮スーパー・ボールパーク基本計画検討業務委託の発注が進んでおり、今後、令和5年度いっぱいをかけて基本計画の策定が行われるということです。
しかし、藤井健志議員も一般質問で指摘しているとおり、スケジュール感が全く見えてこないことに危惧を感じているところでございます。
そこで、今回の業務委託で大方の方向性が定まり、双輪場の在り方検討の状況に左右されるとは思いますが、実現に向けてのスケジュールを含め、同構想の実現に向けた大野知事の決意をお伺いいたします。

A　大野元裕　知事

大宮公園は、開設から130年以上経過する歴史のある公園であり、次の100年先までを見据え、更に持続、発展させていくことが必要と考えます。
大宮スーパー・ボールパーク構想は、双輪場、野球場、サッカー場の競技施設を含むエリアの再整備により、大宮公園を『試合がある日もない日も楽しめる公園』とする基本的な方針を示すものであります。
現在は、競技施設エリア全体の基本計画の検討に着手をしており、各競技施設の施設規模や配置計画、整備手順等について民間事業者などとも意見交換をしながら検討を進める予定であります。
また、園内の舟遊池における水辺再生、ボート事業の復活など、周辺再整備やにぎわい創出などにも取り組んでおり、ここで生まれたにぎわいを将来の大宮スーパー・ボールパーク構想につなげてまいりたいと考えています。
スケジュールにつきましては、本構想の中で示した事業工程に基づき進めており、現在検討しているエリア全体の基本計画、この策定後、整備する競技施設の基本計画に着手してまいります。
このようなスケジュールで大宮スーパー・ボールパーク構想を実現するには各競技施設に加え双輪場の方向性も示す必要があります。
これらの方向性を整理し、大宮スーパー・ボールパーク構想を具体化させ、大宮公園を試合がない日も多くの人が集い、楽しんでいただける県営公園にしていく所存であります。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
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