埼玉県議会 県議会トップ画像

本会議及び予算特別委員会の生中継・録画中継をご覧になれます。

会議録の内容を、検索したい言葉や発言者などで検索できます。

ここから本文です。

ページ番号:239016

掲載日:2023年7月14日

令和5年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(伊藤はつみ議員)

高すぎる国民健康保険税を引き下げ、国保財政の健全な運営を図るために-全県統一減免の均等割減免について-

Q 伊藤はつみ 議員(共産党)

県統一の減免制度案には、子供の均等割減免はありません。国は、就学前の子供の均等割は半額に軽減、更に第3子を全額減免など独自の免除をしてきた市町村もあります。
保健医療部長、県統一では子供の均等割減免を実施しないのはなぜでしょうか。

A 表久仁和 保健医療部長

子どもの均等割保険税軽減制度は、全国一律の制度として公費を投入し、被保険者間の公平性を確保した上で、保険税の負担軽減を図る趣旨で実施されています。
一方、国は、減免は各市町村が災害や失業など個々の事情を勘案して行うものであり、特定の対象者にあらかじめ画一的な基準を設けて減免を行うことは適切ではないとしています。
こうした国の考え方を踏まえると、統一基準の中に子どもの均等割減免を含めることは望ましくないと考えております。

再Q 伊藤はつみ 議員(共産党)

今回の運用方針は、事実上、就学した子供の均等割減免はやめなさいと言っていることになります。子供が多ければ多いほど負担が増えます。子育て支援、これに逆行した方針ではないでしょうか。保健医療部長、どう思いますか。

再A 表久仁和 保健医療部長

子育て世帯の負担軽減を図ることは重要と考えておりますが、子どもの均等割保険税は、自治体ごとの減免ではなく、国による全国統一の制度で実施すべきものと考えております。
現状では、子どもの均等割保険税軽減制度は対象が未就学児に限定され、軽減割合も5割にとどまっています。
このため、県では、対象年齢と軽減割合の拡大を進めるよう国に要望しており、今後もあらゆる機会を捉えて要望してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?