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掲載日:2023年7月14日
Q 伊藤はつみ 議員(共産党)
国費の増額は見込めない、こども医療費などの格差もなくすことができない、これでは統一の条件は整っていないとしか言うことはできません。
一方で、法定外繰入解消と収納率向上だけ急ぐのでは、被保険者だけにしわ寄せしているとしか言わざるを得ません。
知事、統一を急ぐべきではないと考えますが、どうですか。
A 大野元裕 知事
保険税水準の統一は、国の方針や県市長会・町村会からの要望を頂き、市町村との協議や埼玉県国民健康保険運営協議会における審議を経て、第2期埼玉県国民健康保険運営方針に盛り込んでおります。
保険税水準が統一されれば、原則として、県内のどこに住んでいても、同じ世帯構成、所得であれば同じ保険税となるため、被保険者間の公平性の観点から望ましいものと考えます。
また、医療費の負担を県全体で支え合うため、小規模な市町村において高額な医療費が発生した場合においても保険税の変動を抑えることができ、更なる財政の安定化につながります。
保険税水準の統一に向けて、市町村と協議を積み重ねながら取組を進めているところであり、今後も、丁寧な議論を行いたいと考えます。
再Q 伊藤はつみ 議員(共産党)
知事、せめて国からの国費の増額が必ず実現してからでも、準統一は遅くはないと思いますけれども、もう一度、答弁をお願いいたします。
再A 大野元裕 知事
保険税水準の統一は、全市町村合意の下に取組を進めており、被保険者間の公平性や国保財政の安定化の観点から重要と考えております。
令和9年度の準統一に向けて、計画的に法定外繰入れの削減などに取り組んでいる市町村もございます。国費増額の実現を前提に考えている訳ではございません。
市町村と共に保険税水準の統一に向けた取組を進めていきたいと考えますが、その一方で、国への要望も着実に行ってまいりたいと考えます。
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