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掲載日:2024年6月25日
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平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、本県の一部でも液状化の被害が発生しました。
関東地方の茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の1都6県で液状化の発生が確認されています。最北端は栃木県大田原市、最西端は埼玉県熊谷市、最南端は千葉県南房総市、最東端は千葉県銚子市でした。液状化の発生は東京から千葉にかけての東京湾岸及び利根川下流域に集中してみられ、その他、川崎・横浜方面、那珂川や久慈川方面、利根川中流、鬼怒川・小貝川流域、古利根川流域に散在しています。
都道府県、市区町村別にみると、次の表のとおり関東地方全体で少なくとも96の市区町村で液状化の発生が確認されました。県別にみると、震源に近い茨城県が36市町村で最も多く、次いで千葉県が25市町となっています。
※出典:国土交通省関東地方整備局、公益社団法人地盤工学会
「東北地方太平洋沖地震による関東地方の地盤液状化現象の実態解明」
国土交通省関東地方整備局ホームページ:http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043569.pdf
本県では、おおむね震度5弱以上を観測した市町村で液状化の被害が報告されています。
液状化は宅地の他、道路や河川などでも発生しています。
液状化が発生した市町村は次のとおりです。
(注)表示は地震発生時の旧市町村名表示としています。
東北地方太平洋沖地震(平成23年3月11日14時46分観測)による県内の震度分布は以下のとおりです。
※震度は平成23年4月(気象庁発表)地震・火山月報(防災編)での観測データ
(注)液状化発生箇所及び震度について、より詳しく表すために、旧市町村名表示としています。
県内における液状化被害状況の写真を紹介します。
※写真は久喜市ホームページから転載しており、復旧状況も確認できます。
(1)傾いた電柱
(2)土砂噴出により倒れた塀
(3)不同沈下し亀裂の入った路面
(4)液状化により水が噴出した道路
埼玉県内の液状化被害について次の2市がホームページで紹介しています。
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