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掲載日:2023年12月5日
大宮公園内の花や樹木の見頃情報をお知らせしていきます。
朝晩の冷え込みの効果か、日本庭園の紅葉が進んでいます。もう少し緑の色素が少なくなれば、より鮮やかな色になるのですが。下の二枚の写真は11月22日の記事と同じ構図ですが、このところ紅葉のお問い合わせが多いため再掲しました。
日本庭園のモミジ1 |
日本庭園のモミジ2 |
大宮公園事務所脇のヤマモミジ |
南側入口広場のイチョウ |
朝から雨交じりの真冬のような寒さですが、サッカーの試合もあり、午後から人出が戻りつつあります。公園事務所北側のイチョウの黄葉がピークを迎えています。木の下で写真を撮っていたお子さんが「きれい」と言っているのを聞いて、こちらもうれしくなりました。
木の下で撮影 |
白鳥池を望む |
野球場の東門を入った付近で咲いています。ツバキの仲間は園芸品種が極めて多く同定はできませんが、公園事務所では大きくカンツバキ系に分類しています。白い花が日差しを受けて輝いて見えます。
満開のカンツバキ |
純白の花 |
11月19日の記事と同じ構図です。定点観測のようですが、また少し進んでいる様子が伝わりますでしょうか。写真左のヤマモミジは見頃を迎えています。
大宮公園事務所脇のヤマモミジ |
南側入口広場のイチョウ |
前回に続き、紅葉の進み具合をお知らせします。白鳥池のメタセコイアは、下の枝から茶色が濃くなってきました。11月8日の写真と比べるとわかりますでしょうか。含翠楼跡地のヤマモミジは、一本だけ紅葉が進んでいて、園路からご覧いただけます。一方、向かいの日本庭園の紅葉はまだこれからです。
白鳥池のメタセコイア |
公園事務所北側のヤマモミジ |
朝の冷え込みが強くなり、園内の紅葉がまた少し進みました。本日は日中の日差しが強く、七五三参拝の親子連れを多くお見かけしました。イチョウの葉は月末にかけてまっ黄色になる予想です。
大宮公園事務所脇のヤマモミジ |
南側入口広場のイチョウ |
立冬も過ぎ冷たい風が吹く園内で、紅葉が少しずつ進んでいます。下の写真2枚は、園内で一番色づいている枝を選んで写したもので、他のヤマモミジやイチョウはまだこれからです。例年ですと11月下旬から12月上旬に見頃を迎えます。
大宮公園事務所脇のヤマモミジ |
児童遊園地のイチョウ |
園路近くに咲いていますが、花は小さく草丈も低く、近くを通っても気づかないかもしれません。葉の形が菊っぽいのでノギクの一種かと思うのですが、確証はありません。図鑑を見るとヨメナが似ています。
花のアップ |
現物は薄紫色です |
通常の開花時期は春先で、実もその後につけますが、草刈り後で日光が当たったのか、晩秋のこの時期に結実しています。甘くないだの蛇だの、あまりの言われようです。
小さな実 |
葉はストロベリー |
穂は小さいながら赤紫色がきれいです。だいぶ昔に、あかのまんまと聞いた記憶がありますが、雑穀で炊いた赤飯がこんな色になるのでしょうか。
イヌタデの群生 |
穂のアップ |
南側入口の花壇に、今度はパンジーを定植しました。パンジーの花の時期は長く、平成31年度の記事で5か月も咲き続けていることをご紹介しました。給水管理や霜の問題もありますが、春まで咲き続けてほしいと願っています。
門壁沿いの花壇 |
環状に定植したパンジー |
白鳥池浮島のメタセコイアが黄色く色づきはじめています。これから12月上旬にかけて、下の枝から順次、赤茶色に変わっていきます。枯葉色ですが、日差しに輝くと美しく見えますので、どうぞお楽しみに。
高さは20メートル以上あります |
枝葉の様子 |
薬用の樹木をもう1本、梅園の南側に生育しているホオノキで、樹皮を健胃や鎮咳に用いるそうです。5月頃にタイサンボクに似た大きな花が咲くので、改めてご紹介します。
Aトイレの脇にあります |
料理にも使われる大きな葉 |
ドングリの木として知られ、大宮公園では埼玉県令(昔の県知事)白根多助頌徳碑の両脇に、高木があります。葉や樹皮を薬用にすることがあるそうで、先日、小動物園の獣医の要請で、枝を飼育動物用に提供しました。
けっこうな枝ぶり |
光沢のある葉 |
日本庭園の各所でツワブキの黄色い花が咲き始めています。庭園によく植えられている昔からの園芸植物ですが、あちこちの薬草園でも展示栽培されているので、様々な用途があるのだと思います。
小川沿いに咲く花 |
晩秋の貴重な花 |
裏門通り沿いにカタバミが群生している箇所があります。オキザリスという種類でしょうか、濃いピンク色の花は、サクラソウやナデシコに匹敵するほど美しいのですが、観賞用ではなく雑草扱いで、草刈り後の園地にいち早く繁茂しています。
カタバミの群生 |
可憐な花 |
冬に備えて、アカマツの幹に藁で作った筵(むしろ)を巻いています。冬眠する害虫を集めて駆除するためと言われていますが、風物詩としての意味合いも込めて行っています。
自由広場 |
時計塔広場付近 |
本日は、サッカーJリーグや少年野球の試合、七五三その他が重なり、園内はすごい人出になっています。ハナミズキの紅葉がピークを迎えています。最近、大宮公園の紅葉のお問い合わせが多くなっていますが、日本庭園のヤマモミジが見頃を迎えるのは、例年、11月下旬から12月上旬です。
舟遊池北岸のハナミズキ |
公園事務所前のハナミズキ |
朝のうちに降った雨が上がり、公園事務所前のトウカエデの葉が日差しを受けて輝いています。葉は木によって赤くなったり黄色くなったりするそうですが、今のところきれいな緑色のままです。
事務所の軒先の木 |
一部紅くなっています |
来園したかたから「スズメバチの巣のような物があるので見てもらえませんか。」との情報提供をいただきました。早速現地を確認したところ、確かにアカシデの幹に巣状の物がありました。ハチの出入りは無いようでしが、造園の専門業者のかたに見ていただいたところ、木の瘤のようなものとの回答でした。安心してから見ると、ポットパイのようです。
アカシデの幹の隆起物 |
不自然な盛り上がり |
舟遊池北岸のドウダンツツジが、秋の日差しを受けて真っ赤に輝いています。今日は穏やかな天候で、公園を歩く人もゆったりとしているように感じられました。
鮮烈な色の紅葉 |
池沿いに生育しています |
公園内でも、公園周辺の住宅地でも、あちこちで甘い香りが漂っていて、見るとオレンジ色の小さい花がびっしりとついています。写真は公園事務所構内の木で、雨が小やみになった時に撮影しました。
橙黄色の花冠 |
二本の木が並んでいます |
ブドウの房のような果実を沢山つける木で、小動物園と双輪場の間にあります。木の上の方の果実はまだ赤いものが残っていますが、ほとんどは熟しすぎて茶色くなっています。令和元年の記事を見ると11月1日に真っ赤だったので油断していました。
双輪場内から撮影 |
高いところの果実のアップ |
こちらの木も、園内で作業をしている時に、甘い香りが漂ってきて気づきました。野球場の時計塔広場側入口の脇にあります。大宮公園グリーンアドベンチャーという樹名当てクイズラリーがあるのですが、その問題になっている樹です。
白色の花 |
背後は野球場です |
大宮公園から大宮第二公園へ向かう連絡橋沿いにあります。集合果と呼ばれる実がついていたので、プラタナスの木があったと気づきました。日本名で篠懸の木というのも、なるほどと思います。
陸橋の下は産業道路です。 |
鈴のような集合果 |
8月13日の記事でヒマワリをご紹介したのと同じ花壇に、マリーゴールドの花が咲きました。白鳥池沿いです。園地管理の受託業者さんが、来園するかたに楽しんでいただけるようにと花壇を管理しています。
マリーゴールドの花 |
左の写真と色が違うのは光線の加減です。 |
日本庭園入口のモミジが一枝だけ紅葉しています。というか、既に枯れている葉もあります。公園内の他のモミジはまだ緑色なのに、何故この枝だけ進んでいるのか不明です。
一枝だけ赤くなってるモミジの木 |
赤い葉と緑の葉が混じっています。 |
白鳥池脇の園路沿いからコムラサキの実が色づいているのをご覧いただけます。根の場所は武蔵一宮氷川神社の敷地内です。きれいな紫色で枝に小さな実がぎっしりとついています。
コムラサキの木 |
コムラサキの実 |
日本庭園のツツジが季節外れの花をつけています。花は一つ二つではなく木全体に咲いています。長引いた真夏日の影響でしょうか。きちんとした同定はできませんが、ヤマツツジに見えます。
日本庭園の東側入口内です |
暑さにくたびれた様子の花 |
ハナミズキも紅葉の始まりが早く、舟遊池の北岸で一枝だけ、色づき始めているのを見かけました。薄緑の新緑、紅白の花、赤い実、紅葉と年間を通じて楽しめて、人気のある植木です。
他の枝はまだ緑色です。 |
ハナミズキの実 |
舟遊池北側のコウカザクラ(紅華桜)に季節外れの花が咲いています。一昨年度に、桜をより長い期間楽しめるようにと舟遊池の周囲に苗木を植えましたが、花をつけているのはこの一本だけです。
三輪だけ咲いている花 |
ベンチ脇の苗木 |
護国神社入口付近に咲いている野草で、穂が狐の尾に似ているとも言われ、花はすごく小さいです。メヒシバやカタバミなど様々な雑草に交じって生えています。蟻が穂に登ったり降りたりしていたのはなぜでしょうか。
ピンクにも紫にも見える花 |
雑草の中で生育 |
護国神社入口付近のヒガンバナが咲き初めました。紅白に分けて定植してあり、小さな群生になっています。舟遊池を見下ろす園路沿いにあるので、通りすがりに写真を撮っているかたを大勢お見掛けします。
シロバナヒガンバナ |
赤いヒガンバナ |
昭和46年に日高市内の屋敷林で発見されたケヤキで、枝張りが狭い特徴があります。その特性を生かして、さいたま新都心けやき広場の植栽や、各地の街路樹に使用されています。大宮公園では野球場脇の含翠楼跡地で生育しています。
竹ぼうきのような樹形 |
あまり剪定していませんが端正な外見です。 |
含翠楼(がんすいろう)跡地に数本のチャノキがあります。樹齢はあまり古そうに見えませんが、元庭園由来の樹木かもしれません。一本だけ花が咲いている木がありました。
お茶の花 |
石灯籠を背景に |
9月初旬ですが、早くもサクラの黄葉が見られるようになりました。落葉も進んでいます。これから12月のイチョウの黄葉まで、大宮公園の紅葉の様子をアップしていきます。
黄色く色づいたサクラの葉 |
日差しを受ける枝葉 |
ケヤキは枝を張る姿が美しく、若葉からや黄葉まで葉色の移り変わりを楽しめますが、公園樹木としては落枝が多かったり根が園路舗装を持ち上げたり、管理が少々難しい樹です。百年の森には大径木が数本あり、武蔵野らしい景観を創り出しています。
歴史と民俗の博物館脇のケヤキ |
緑が鮮やかな葉 |
舟遊池北岸の斜面に、アカシデの木が群生している場所があります。秋になると、果苞というミノムシのような葉の中に、種が熟していきます。南岸のアカシデの老木は最近枯死してしまいましたが、北岸のアカマツ林の中には8本の高木が残っています。
舟遊池北岸のアカシデ |
果苞 |
雌待宵草といい夜に咲く花ですが、写真を撮ったのは午後だったのため萎んでしまっています。公園事務所構内駐車場の一角に自生している雑草扱いの草花です。
駐車場の緩衝帯に生えています |
背後に幼虫が。 |
周遊池北側でナツズイセン(夏水仙)が咲いています。この場所は秋に紅白のヒガンバナが群生する所です。以前に定植して育てている花ですので、摘まずに鑑賞してくださるようお願いします。
薄桃色の花 |
数本ですが群生しています |
白鳥池脇の花壇に7月に定植したミニヒマワリが咲き始めました。連日の高温と少雨で花苗には厳しい環境ですが、穴の開いたホースを這わせた簡易な給水装置があるため、順調に生育しています。
背後は白鳥池です |
ミニヒマワリの花 |
今度のサルスベリ紹介は、公園事務所構内の木です。台風7号が近づきつつありますが、きれいな青空にピンクや赤の花がよく映えています。
正門東側 |
正門西側 |
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