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掲載日:2024年12月27日
Q 永瀬秀樹 議員(自民)
国道122号と県道川口停車場線が交差する本町ロータリー交差点の改良整備は、交通渋滞の緩和、交通安全の向上、災害時の避難や救助経路の確保など、県南部周辺地域全体に改良効果を波及するものと考えられ、地域の皆様に御協力いただきながら県により進められていますが、竣工予定が令和9年度と長期にわたる中、工事が起因となり、歩行者と自転車、車両の通行が混然となって、交通渋滞の発生と危険な通行状態が続き、地域の皆様から安全対策の改善を求める声を多く頂いております。今後の工事期間中の安全通行対策を改善すべきと考えますが、いかがでしょうか。
また、完成後の歩行者等の安全通行の確保とバリアフリーとの関係については、新設歩道橋へのエレベーターの設置、地下横断歩道の新設、現在、交差点内に設置されている横断歩道3か所の常設化など、利用者や住民の意見を十分に考慮した見直しを検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。県土整備部長の御所見をお聞かせください。
さらに、これまで国道122号から県道川口停車場線への右折矢印信号がないため、渋滞が発生し、接触事故の危険性も高いことから、昨年12月5日には自民党川口市議団からの要望書が提出されるなど、多くの市民の方から右折矢印信号の設置が求められています。本町ロータリーにおける安全かつ円滑な交通を実現するため、右折矢印信号の早期設置を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。設置の可否と設置時期について、県警本部長の御所見をお聞かせください。
A 吉澤隆 県土整備部長
国道122号の本町ロータリー交差点は、主要渋滞箇所となっているため、さいたま市方向から川口駅方向へ向かう右折帯の設置と併せて、横断歩道橋の架換えを進めております。
令和4年度からは、道路拡幅工事に支障となる既設横断歩道橋の撤去に併せて、新たな横断歩道橋の工事を実施しています。
この横断歩道橋の撤去・新設工事の際には、作業ヤードが必要となりますことから、道路の一部を規制しながら工事を進めています。
工事中の安全対策につきましては、これまでに安全な通行を確保するために、適切に交通誘導員を配置することや、歩行者と自転車の錯綜を防ぐため「矢羽根型路面標示」を設置するなどの対応をしております。
今後におきましても、工事の進捗によって現地の状況も変わっていくため、引き続き、警察と協議しながら、必要な安全対策を行ってまいります。
次に、工事完成後の歩行者等の安全確保につきましては、新たな横断歩道橋に自転車も利用できるスロープも設置いたしますことから、こちらを利用いただくことで、安全に横断できるようになります。
また、横断歩道橋が利用できない車いす利用者等へのバリアフリー対策につきましては、現在、交差点内に設置されている横断歩道の取扱いについて、警察と協議してまいります。
引き続き、地元の皆様の御理解・御協力いただきながら、早期完成に向け、取り組んでまいります。
A 野井祐一 警察本部長
国道122号の本町ロータリー交差点につきましては、これまでもさいたま市方向から川口駅方向への右折車両に対する右折矢印信号機の設置要望を多く受けている状況であります。
しかしながら、現状、右折専用車線がないことなどの理由から、警察庁が示す「右折矢印信号現示による制御に関する運用指針」に照らして設置を見送っており、信号秒数の調整による渋滞対策を図っているところであります。
一方、同交差点の改良に関する県警察と道路管理者との協議では、ご指摘の方向に右折専用車線を整備する計画であるとの説明を受けており、県警察といたしましては、右折矢印信号機の設置について検討を進めている状況であります。
引き続き、地域住民の意見を丁寧に聞かせていただきながら、道路管理者と連携しつつ、交通の安全と円滑が図られるよう、交差点改良の進捗状況に合わせて右折矢印信号機の設置を検討してまいります。
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