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掲載日:2024年5月17日
Q 野本怜子 議員(民主フォーラム)
海外展開に輸入専門業者であるバイヤーを活用していくと伺っていますが、輸出との両輪でインバウンドの活用を進めるべきと考えますが、いかがでしょうか。川越のすし屋で飲んだ日本酒をまた飲みたい、越谷で食べたイチゴのスイーツは格別だった。旅で触れた思い出の品に自国で再会することで、海外での売上げ増につながる相乗効果が期待できます。
食文化の輸出には時間がかかりますが、ファンを育てながら増やす姿勢で取り組んでいただきたく、産業労働部長のお考えを伺います。
A 目良聡 産業労働部長
訪日外国人の方に本県の「食」に触れてもらい、そのファンになっていただくことは、輸出拡大につながっていくものと考えております。
実際に、アメリカ人観光客が本県の醤油のおいしさに感動し、帰国後も購入していただいた事例や、観光で酒蔵を訪問したスウェーデンの方から輸出につながったという事例もお聞きしています。
そのためにも、訪日外国人の約半数が訪れる東京に滞在中の方を本県に呼び込み、県産品の質の高さを体験していただきたいと考えております。
そこで、令和6年度予算案では、イチゴやお酒など、外国人の関心が高く誘客が見込めるコンテンツを選定し、その魅力を多言語で紹介するサイトを構築します。
同時に、スマートフォンの位置情報から都内に滞在している訪日外国人を把握し、ターゲティング広告で興味にあったサイトへ誘導することで、県内への誘客に結びつけてまいります。
また、海外のインフルエンサーや旅行事業者を招いた県内視察ツアーを実施するとともに、外国人観光客向けのインスタ・フォトコンテストを継続的に行い、本県の魅力が拡散されるよう仕掛けてまいります。
こうして世界中に埼玉のファンを増やしながら、インバウンド獲得と県産品輸出拡大の双方を図ってまいりたいと考えております。
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