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掲載日:2023年10月20日

令和5年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(小川真一郎議員)

災害廃棄物への対応と対策について-対応への課題について-

Q 小川真一郎 議員(自民)

県が市町村のニーズに応じて人的・物的資源を提供し、市町村の廃棄物の処理をフォロー、バックアップしていることは御答弁いただきました。ありがとうございます。
一方で、令和元年の台風第19号では県内の幅広い地域で大雨となり、多くの災害廃棄物が発生し、処理にかなりの時間を要したことは、皆さん御承知のとおりでございます。台風第19号に限らず、豪雨などの災害に対応する中で課題があったのではないかと思いますが、こうした課題に対してどう対応したのか、環境部長にお伺いいたします。

A 細野正 環境部長

記録的な大雨となった令和元年 台風第19号では、仮置場の設置や住民への周知に時間を要し、その間に浸水した家財道具などが矢継ぎ早に路上や空きスペースへ搬入されたことで現場での対応に支障が生じ、結果として回収に時間を要する例がございました。
そこで、仮置場の設置や住民への周知に速やかに取り掛かれるよう、いつ、誰が、何をするかを時系列にまとめた災害対応のスケジュール表である風水害タイムラインの標準例を作成しまして、市町村や協定締結団体と共有いたしました。
また、昨年7月の比企地域を襲った大雨では、仮置場の開設当初、関係者間で細かい分別ルールが共有されていなかったため、処理施設での受入れに支障が生じ、処理の流れが滞ってしまった例がございました。
そこで、市町村職員を対象とした研修会を実施し、仮置場の運営について講義と演習を行い、当該市町村における分別方法の確認や分別に関する情報を協定締結団体と共有することなどの重要性について、助言を行いました。
今後も、市町村とともに、想像力を働かせて、起こりうる事態を想定し、必要な準備を行ってまいります。また、事後の検証を必ず行い、得られた教訓を基に改善に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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