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掲載日:2023年10月20日
Q 小川真一郎 議員(自民)
グローバル人材の育成に関しては、特に高校生の段階から国際交流を進めることが重要な要素であると考えております。海外の高校生などと交流を行うことは、語学の向上のみならず国際感覚を磨き、世界の諸問題に目を向ける態度を養うことにもなります。また、他国について知ることで多様な価値観を身に付けるとともに、将来の進路選択の幅を海外に広げるなど、大変大きな教育的効果もあると考えます。
政府の教育未来創造会議の提言では、今後の方向性として「海外大学・大学院における日本人留学生の中長期留学者の数と割合の向上を図るとともに、高い志を有する優秀な外国人留学生の受入れを推進していく」と示しており、2033年までに高校生を含めた日本人留学生の派遣を50万人、海外留学生の受入れを40万人と目標を定めております。
今後、グローバル人材の育成を図るために、高校の段階で国際交流を充実させていくことが大変重要だと考えますが、教育長の御所見をお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
グローバル化が一層進む中、多様な価値観を認め、様々な地域の人と共に課題解決に向けて取り組むことのできるグローバル人材を育成することは、益々重要となっていると考えます。
こうした中、高校生が異なる国の人々と交流することは、コミュニケーションスキルの素養を身に付けるだけでなく、文化の多様性に触れることで、様々なバックグラウンドを持つ人々に対する理解が深まることが期待されます。
また、国際的な交流の中で、日本の歴史や伝統文化などの良さを再認識することにもつながり、国際社会の中で尊敬され信頼される日本人として成長していくことも期待できます。
こうしたことから、私も、グローバル人材の育成を図っていくためには、高校段階における国際交流を充実させていくことが大変重要と考えます。
再Q 小川真一郎 議員(自民)
高校段階での国際交流を充実させることについて御答弁いただきました。
それでは、具体的に今後どのように充実させていくのか、お伺いいたします。
再A 日吉亨 教育長
県では、これまで、県立高校生を海外に派遣する国際交流事業を行ってきたところですが、令和3年度からは、これに加え、海外高校生等とICTを活用したオンラインでの交流事業も実施したところです。
一方で、現在、日本に滞在している外国人留学生等と交流する機会を持つことも、国際交流の有効な方法であると考えます。
県では、今後、こうした方法による国際交流事業について検討し、高校段階での国際交流を充実させてまいります。
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