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掲載日:2023年10月20日
Q 金子裕太 議員(自民)
現在、県では、ICT教育について「埼玉県学校教育情報化の方向性」を令和3年12月に出しています。しかし、これを見ても、先ほど申し上げた教育データを活用するために必要なシステムや現場の運用想定などの未来を見据えたビジョンが乏しいように感じます。
地元鴻巣では、児童生徒のより良い学習支援のためのビジョンを児童生徒の観点、教職員の観点からなど、しっかりと事前に策定をしました。数年後に本県でもシステム更新を行うことになりますが、こういった学校現場を強く意識した具体的なビジョンをしっかりと策定する必要があると考えますが、そういった考えがあるのか、お伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
技術の急速な進展に伴い、社会の在り方が劇的に変化する中で、子供たちが社会で生きていくために必要な資質・能力を育むために、ICTを活用し、児童生徒一人一人の状況やニーズに応じたより良い教育を行う環境を整備することは重要です。
そこで、まずは、これからの子供たちに必要な情報活用能力をしっかりと身に付けさせるためのビジョンを描くことが大切です。
そのうえで、全ての教員がICTを活用した教育に具体的に取り組めるよう整理した情報化推進のための計画を策定することが必要です。
今後は、市町村教育委員会などと連携し、情報化推進計画の策定を進めてまいります。
再Q 金子裕太 議員(自民)
先ほどの答弁の中で情報化推進計画をお作りいただけるということでございますけれども、ここの中身についてもうちょっと詳細にお答えを頂きたくてですね、先ほども申し上げたとおり、鴻巣の場合は教員目線ですとか現場目線というところをしっかりと計画に落としてから作っておりますので、そこまでしっかりと作ることというのがすばらしい教育データの活用になっていくのかなと考えておりますので、その点についてお伺いをさせていただきます。
再A 日吉亨 教育長
私も議員ご指摘の鴻巣市の学校教育情報化推進計画の方は拝見をさせていただきました。素晴らしいものであるという風に感じました。
都道府県の策定いたします学校教育情報化推進計画でございますが、その区域における学校教育の情報化の推進を定めるものとされております。
県では、学校の情報化を総合的、計画的に進めるための計画を策定して、市町村に対して、県内の学校教育の情報化がしっかりと推進されるよう取り組んでまいります。
内容的には、例えば、子ども一人一人に対する学習の在り方であるとか、教師に対する研修の在り方であるとか、また、働き方改革などに繋がる校務支援の在り方であるとか、そういったものが柱になってくると考えております。
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