トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和5年9月定例会 > 令和5年9月定例会 一般質問・質疑質問・答弁全文 > 10月3日(火曜日) > 金子裕太(自民) > 令和5年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(金子裕太議員)
ここから本文です。
ページ番号:243779
掲載日:2023年10月20日
Q 金子裕太 議員(自民)
現在、県立学校のシステム構成はデータセンターに校務系システムがオンプレで構築され、生徒が使う学習系システムはBYOD系ネットワークと名付けられて、別々で運用されています。そのため、教員は授業用のPCと校務用のPCの2台を使っています。また、システムが分かれているため、学習系と校務系のデータは相互に連携することが難しいと感じております。
各サーバーに蓄積された教育データの活用については、本年3月に文科省からも教育データの利活用に係る留意事項が提出され、本格的なデータ活用に向けて一歩踏み出しております。また、渋谷区では教育ダッシュボードという取組を行っており、学習状況はもちろん出欠席や全国学力調査の結果、保健室の利用状況まで各児童の情報を一元化して収集する仕組みを行っています。こういった取組が必要と考えますが、今のシステムでできるのでしょうか、伺います。
A 日吉亨 教育長
現在、県立学校のシステムは、教職員が成績処理などで利用する校務系のネットワークと、生徒が日々の学習活動などで利用する学習系のネットワークの2つで構成しています。
これは、セキュリティを確保するため、通信経路を分離するとした平成29年の文部科学省のガイドラインに則って整備したものです。
令和4年には、文部科学省はガイドラインを改定し、ネットワークの分離を必要としない新たなネットワークの在り方も示されているところです。
このことから、県では、校務系と学習系とを統合した新たなネットワークの構築に向けて仕様の検討を進めているところです。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください