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掲載日:2022年11月15日
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特定非営利活動法人草加市カヌー協会は、(1)河川の美化活動(きれいな川を目指します。)、(2)水辺のスポーツ文化の普及(カヌーなどが楽しめる水辺にします。)、(3)他団体との交流・連携(みんなで協力して安全で素敵な街をつくります。)を目標に掲げ、埼玉県の「川の国応援団」に登録して、活動しています。
主な活動は以下の3つです。
令和2年1月29日(水曜日)、ゴミ回収活動の現場を訪問しました。
この日は、草加パドラーズの参加者メンバーが、綾瀬川定例活動と花畑川クリーン活動の二手に分かれて、活動を行いました。
出発前に参加者全員で集合写真を撮りました。
取材した私たちも、綾瀬川のゴミ回収活動に体験参加し、埼玉県「川の国応援団」の旗を立てた綾瀬川左岸船着場からカヌーに乗って草加松原北端までの約1.5kmの区間の浮遊ゴミ回収をしました。約3時間の活動で45L袋で6袋を回収することができました。
活動後には、中島理事長、古田副会長、井坂広報委員長に日頃の活動の様子を伺いました。
カヌーから浮遊ゴミを容易に拾い上げることが出来ます。
平成26年12月1日、浮遊ゴミで汚れた綾瀬川をきれいにするために、カヌーでゴミ拾いをする任意団体「草加パドラーズ」を2人で立ち上げました。その後、会員も少しずつ増えてきました。より活動の幅を広げるために、社会的信頼や認知度を高める必要があると考え、NPO法人化を申請/認定していただき、活発な活動をしてきました。現在、子どもから大人まで、老若男女73名の会員が安全第一をモットーに楽しく活動しています。
子どもたちがカヌー体験を通して川に対して親しみや愛着が持てるよう、次世代を担う子どもたちの健全育成に力を入れています。
土曜日、日曜日、祝日の天気の良い日には、子どもたちが何人も活動に参加します。
活動を始めた頃は、行政や市民の理解がなかなか得られず、心ない言葉をかけられることがありましたが、こつこつと活動を続け、積極的にコミュニケーションをとり、連携を図ることで徐々に理解が得られるようになりました。最近、橋の上から「有難うございます」と親子から声をかけてもらえるようになりました。
綾瀬川で「市長杯カヌー大会」を開催したいと考えています。また、近隣の東京都足立区に足立パドラーズを発足させ、さらに春日部市にも春日部パドラーズが間もなく発足される予定です。今後、足立パドラーズ、春日部パドラーズの応援をしながら、カヌーによる河川の清掃活動を全国に広めていく夢を抱いています。
河川を浮遊するプラスチックゴミは、やがて海洋に広がり、マイクロプラスチック問題を引き起こし、生態系を大きく壊す社会問題になっています。これらの事を自分のことと受け止め、自覚を持って生活していただきたいと思います。そして、自分の街や河川について興味を持ち、大切にしてほしいと思っています。
かつて水質がワーストワンであった綾瀬川を再生し、「カヌーのメッカ」と呼ばれるように、今後もさらに活動を続けていきます。
お天気に恵まれ、とても気持ちのいい活動でした。ありがとうございました!(右から中島理事長、二人おいて井坂広報委員長、古田副会長)
この日は、別途5名は「花畑川クリーン活動」に参加しました。花畑川では21袋(45Lビニール袋)の成果でした。
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