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掲載日:2022年1月22日
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JR武蔵野線三郷駅から徒歩3分の所で、未就学の児童から高校生を対象に児童発達支援及び放課後デイサービスをおこなっているNPO法人ほっとTimeを取材しました。今回は、ほっとTimeの事務所で中村代表理事にお話しを伺いました。
代表の中村さんは、小学校の先生でした。30年以上教員生活を続けられ、その中で7年間通級指導教室を受け持ちました。通級指導教室とは、クラスになじめない児童・生徒が授業時間内、外に通う教室のことを言います。学校の通級指導教室の数には限りがあり、クラスになじめない児童・生徒の居場所を学校・家以外に作れないかと考えたことが、活動を始めるきっかけであったそうです。ほっとTimeという名称には、学校・家以外で「ほっとできる場所」という意味が込められているということでした。
教室の様子
未就学の児童から高校生までを対象としており、取材時には未就学児2人、小中学生50人の合計52人が利用しているとのことでした。利用者は、月曜日から土曜日のうちで1週間に1度、50分間を1コマとして教室に通っています。集中力やコミュニケーション能力といったスキルの向上を重視しており、1コマにつき1人の利用者と3人もしくは4人の先生がつくことを原則としています。スキルが比較的高い子どもは、他の同年代の子どもと2人もしくは3人でコミュニケーションをとりながら学ぶこともできます。2部屋ある教室には、パズルや塗り絵、絵本など、様々な教材があり、それぞれの子どもの興味関心に応じて教材を選んでいるそうです。ほっとTimeでは、親が教室で活動する子どもをいつでも見ることができます。子どもだけでなく、親の相談にものっているということでした。
バランスボールを使った運動
パズルを使って集中力を高める
子どもだけでなく親も、1人で悩まないで一緒に悩みましょう。ほっとTimeは、子どもが「僕大丈夫、元気だよ。」と言えるように、学校の中でコミュニケーションがとれるようになることを目的として活動しています。
代表の中村さん夫妻
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