トップページ > くらし・環境 > 環境・エコ > 自然環境 > みどりの再生(緑の保全、創出、活用) > くぬぎ山地区の自然再生 > 第7回くぬぎ山地区自然再生協議会 議事要旨
ページ番号:15458
掲載日:2024年6月20日
ここから本文です。
犬井会長より挨拶が行われた。
県委員から、資料1「くぬぎ山自然再生事業の進め方について」に基づき、県の基本方針が示された。
基本方針と併せて、資料1の2に基づき、緑地保全の制度の内容について説明があった。
委員から、「実施対応案の比較」という資料が配付された。資料は委員が県に対して情報公開請求して入手したものであり、内容は以下のとおり。
将来的な取組の中に、「くぬぎ山地区自然再生全体構想に基づき」というような文言を盛り込むべきという付帯意見が付され、県の基本方針が大筋で了承された。
主な意見
(委員)
(委員)
くぬぎ山の自然再生というのは、全国の人たちが産廃問題とダイオキシン問題として捉えている。そういう点から言うと、産廃の移転誘導と雑木林の再生が自然再生の一番大きな根幹だと思う。
(委員)
なぜB案ができないのか。ここは自然再生を協議するための会議ではないのか。樹林地に保護指定をするだけでは自然を再生することにならない。
(委員)
県の方針は、保全にだけ焦点を当てている。その考え方が非常に小さく貧相に見える。私たちは10年、20年かけてもいいから崇高な目標に向かって行こうということで話をしている。
(県委員)
まずは特別緑地保全地区を指定し、既存の緑を守りたい。その後、改変地については、自主的な移転の機会を捉えて公有地化し自然再生を図っていく。
(委員)
過去には県で独自に都市公園をかける、と提案していたのに、なぜ都市公園はかけないというふうに方向転換したのか。
(県委員)
総合的に検討した結果、特別緑地保全地区をかけていくのがベターだとの判断をした。
(委員)
県の方針には汚染土壌をどうやって回復するかということが一切書かれていない。最初に汚れているところを片づけて、それから木を植えたりすればよい。
(委員)
(委員)
企業のことばかり考えているが、産廃問題で農家は被害が出た。自分としては117haを今日にでも特別緑地保全地区に指定してもらいたい。また、産廃施設については、ビデオをつけるとか、そんなに予算をかけないでもできることをやってもらいたい。
(委員)
基本方針の「当面」というのはどれぐらいの期間のことを言っているのか。いつごろまでにどのようなことをやるというようなことを提示してもらいたい。
(県委員)
特別緑地保全地区の指定については、都市計画の手続を経てやっていく。土地の買い入れについては、行為の許可が受けられないことに対する代償措置として行うものなので、具体的な目標設定は難しいことを理解してもらいたい。
(委員)
伐採がいまだ続いているので、樹林地の保全を早急にやってもらいたい。
県と市町から資料2に基づき以下のような提案があった。
提案内容について、次回以降に再度協議することになった。
主な意見
(委員)
萌芽更新をずっと続けていくというのがくぬぎ山の農用林の自然再生である。農家が主体になって伐採更新をやるという組織でなければくぬぎ山では活動するべきではない。
(委員)
(委員)
自然環境に関する事前の十分な調査を行ない、事業着手後も自然環境の再生状況をモニタリングし、その結果を科学的に評価し反映させることが必要。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください