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掲載日:2026年9月17日

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株式会社ティービーエム「飲食店・食品工場から排出される未利用油脂ブラウングリース(BG)を再生燃料にアップサイクルし、エネルギーの地産地消の仕組みを構築する」

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株式会社ティービーエム

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発表

株式会社ティービーエム

皆様こんにちは、ティービーエムの東と申します。後半はおそらくうちを含めて環境やエネルギーなど脱炭素テーマが多いのかと思います。その一発目をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

当社はこちらあります、ちょっと見慣れないBG(ブラウングリース)という未利用な油脂を回収・アップサイクルして世界の脱炭素化につなげる、というような事業を展開してございます。実は昨年度もこんな感じでプレゼンさせていただきまして、昨年度はまさにこの、SAF原料とするので是非、地域でブラウングリースを回収しませんか、御協力いただける自治体の方いらっしゃいませんか、という形で投げかけさせていただきました。本年度は、私どもの作るこのバイオ原料、燃料を例えば地域で、例えばし尿処理施設や清掃工場や下水処理場ですとか、いろいろな自治体の関連施設などでA重油を使われているところもございます。そういったところの、いわゆる燃料代替として使うことによって、まさに地域でエネルギーを地産地消することによって、資源循環と脱炭素を進めませんか、という御提案で本年度もはせ参じた次第でございます。よろしくお願いいたします。

まず早速、私どもの回収対象資源としているブラウングリースというものが何か、という説明をさせていただきます。よく廃食油、油のリサイクルというと、フライヤーの油をリサイクルするケースがあると思いますが、私どもが対象としているのは、飲食店でしたらグリストラップ、食品工場でしたら油水分離槽に溜まるような、水と夾(きょう)雑物と油がまさに泥状になっているような、品質の低いブラウングリースが対象となります。ブラウングリースというのは全国で年間100万t以上発生しているのですが、ほぼ再資源化されていない、眠っている未利用な油脂となります。私どもは、そういった食品工場や飲食店、商業施設の廃水管理サービスを通じまして、この未利用な油脂であるブラウングリースを回収し、それを所沢にある私どもの本社工場にてバイオ原料や燃料にアップサイクルをし、それを供給販売することで、世界の脱炭素と資源循環に貢献している、そんな企業でございます。具体的には、例えばマクドナルドでしたら東京都内のほぼ全店、KFCでしたら1都3県の直営店の管理をさせていただいておりまして、未利用な油脂、ブラウングリースを回収してございます。また、食品工場でしたらニチレイフーズなどの大きな工場にも、その食品工場の中でバイオ原料や燃料をオンサイトで作り出す仕組み、装置も用いて、このような事業を展開しているという企業でございます。

また、昨年度の発表を経て、いわゆる飛行機用の燃料、SAFの国産原料が不足しておりますので、国交省航空局や資源エネルギー庁からの要請も受け、ブラウングリースからSAF原料を作り出すというプロジェクトを推進しております。そして、昨年度のこの場をきっかけに、所沢市とは2026年3月に連携協定を結ばせていただきまして、今まさに所沢市内のいろいろな商業施設や飲食店からブラウングリースの回収体制を整えているというところでございます。ACT FOR SKYなどいろいろなところといろいろな連携をしながら、埼玉県内地域ぐるみでこのブラウングリースを回収し、最終的にはSAFに持っていこうと動かしているところになります。

今回の御提案の中で、ブラウングリースを今回初めて聞いた方も多いと思います。まだまだ水の中に入っているような油脂だったり廃棄物なので、まず目に見えなかったり、放っておくとそのまま流れて下水の方に流れてしまったり、価値化されずに、本当はとても有効な油資源なのですが、まだ認識がされていない。一方で、私どもの作った燃料の一方で、自治体の課題としましては、し尿処理施設や清掃工場でA重油をまだまだ大量に使われている施設があると思います。昨今の中東情勢ですとか、相場の関係でA重油の高騰も甚だしいです。

そういったところでうまくその地域の未利用な資源をそのような自治体施設でお使いいただければ、よりそのチャンスとして、地域全体でブラウングリースを回収できれば、下水道や生ごみといった行政の課題の解決、また資源循環や脱炭素につながるのではないか、というのが今回の御提案となります。具体的には、このように飲食チェーンや商業施設・社員食堂・食品工場・学校や給食、そういったところから溜まるグリストラップや油水分離槽に溜まるブラウングリースを私どもの方で回収・アップサイクルする。それを一部に関しては、自治体のし尿処理施設や清掃工場や下水処理場といった、A重油をたくさん使われている施設に代替燃料や除燃剤としてお使いいただくことによって、地域の未利用な油脂を地域で活用することで、資源循環と脱炭素を進めていきませんか、是非、こういった取組に御参加いただける自治体と今日はつながりができればと参りました。

では、自治体の方にどんなメリットがあるのかと言いますと、まず私どものこのバイオ燃料がうまく使えてA重油の量が削減できるとなれば、もちろんCO2は減りますし、また私どものバイオ燃料はいわゆるA重油に比べて大体相場でいうと3割ぐらい安い金額での提供を考えておりますので、燃料費の低減にもなります。

また、地域のいわゆるゴミから生み出した燃料を資源循環、循環利用していきますので、レジリエンスの向上、地域内で資源を回せます。また、このような廃棄物由来の除燃剤や燃料を使って一部施設におけるA重油を減らすことができれば、場合によってはJ-クレジット化、CO2の排出権化ができます。ですので、自治体側でCO2の削減効果をお持ちになっても良いですし、逆にそれを放棄して排出権化することにより、自分たちの軸内のカーボンオフセットを果たしたい、そういった民間企業にCO2削減価値を適用すれば、それによってより生み出せる価値もあるかと思っております。ということで、是非、埼玉県初のこのブラウングリースを地域ぐるみで回収し、それをその地域で活用する、このブラウングリース再生油活用モデルを一緒に是非、作らせてください、というのが今回の御提案になります。

実際の進め方に関しては、まずその地域に自治体様におけるA重油を使っておられる候補の施設ですとか、どういった形で今A重油が使われているのかを実際に現場確認して、設置スペース・安全条件・運転条件などを整理しながら、まずは安全リスクを考えまして小規模に実証・検証・運用しながら、最終的にはどれだけのCO2削減効果があったのか、また経済価値があるのかを検証し、本格運用に進めていくということを考えてございます。

ということで、是非、埼玉の未利用な油脂を脱炭素に、エネルギーに変える、この挑戦にご興味のある自治体様には、是非、交流会を含めてお声がけお待ちしております。ちなみにこの取組は日本初でもそうでして世界初にもなりますので、是非、その辺も価値を感じる方はお声がけください。以上でプレゼンを終わります。ありがとうございました。

質疑応答

司会者

ありがとうございました。とてもマーケティングがお上手ですね。日本初・世界初というパワーワードが登場しました。

では、東様宛に御質問ある方は是非、手を挙げていただければと思います。

質問者

本日はありがとうございます。私の方から3点ほど御質問させていただければと思います。説明の中で所沢市と協定を結んだとありましたが、所沢市がどういう立場で、立ち位置で協定を結んだか、市町村に求める役割、除燃剤のお話がありましたが、重油を使っている施設に除燃剤を使用する場合にはその施設の改修などが必要かどうかを教えていただければと思います。

株式会社ティービーエム

まず所沢市とは、具体的にはいわゆる回収を一緒に地域ぐるみで一緒にやっていこう、という話での連携協定になります。ですので、いわゆる駅前にある商業施設や所沢市内に本社がある飲食チェーンを御紹介いただいて、そこに私どもが実際に現地訪問をしまして、ブラウングリースの回収可能性などを調査し、そしてお互いメリットがあれば一緒に是非、回収していきましょう、という取組を今まさに進めている段階でございます。

次の大規模な改修が必要かに関しては、まさに大規模な改修などを大幅にしてしまいますと、民間事業者様に施設自体の運営やメンテナンスを委託されて、保証が切れてしまうなどのリスクがある中でやはりお金をかけられないっていうのがありますので、極力ミニマムな改修、ないしは改修が必要なく追設や人手の中で、まず実験検証を行って、お互いの環境価値と経済性が見込めた段階で、もう少し本格運用に向けての改修工事を一緒に協議させていただく、という流れを考えております。

司会者

ありがとうございます。では他の皆様は是非、交流会で御質問をぶつけていただければと思います。改めまして、株式会社ティービーエムの東様、ピッチありがとうございました。

お問い合わせ

環境部 エネルギー環境課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

ファックス:048-830-4770

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