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掲載日:2024年12月27日

令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(杉田茂実議員)

地元問題-利根川新橋と周辺道路の整備について-

Q 杉田茂実 議員(自民)

利根川新橋整備要望を続けてきた熊谷市をはじめとする埼玉県、群馬県、栃木県内の6市4町で構成される利根川新橋建設促進期成同盟会は、新橋の整備に加え、埼玉県北部地域、群馬県東毛地域及び栃木県南部地域が北関東における広域的な経済圏として一層の飛躍・発展を遂げるため、栃木県足利市から熊谷市に至る広域的な道路交通網整備を県に要望しています。
熊谷市の総合振興計画では、(仮称)利根川新橋関連道路として新橋から南下して熊谷スポーツ文化公園の東側を通り、国道125号バイパスに接続するルート案が示されております。
加えて、この計画においては、さらにこの路線を通じ、都市計画道路第2北大通り線、荒川を渡河する久下橋などを経て、そこから先、関越自動車道の嵐山小川インターチェンジまで至る(仮称)南部東西幹線も示されています。この(仮称)南部東西幹線については、平成27年度から(仮称)嵐山小川インターチェンジ熊谷間広域幹線道路という名称で、熊谷市、嵐山町、滑川町から整備促進に関する要望が県に対しなされており、直近では令和6年1月30日付けで要望書が県に提出されております。
私は、この二つの路線の整備は県境をつなぐ人流・物流の新たな動脈となり、県北部地域と群馬県、さらには栃木県との広域的な経済圏が強化されるだけではなく、新たな土地利用が創出されることにより、現在、人口減少が続き地域の衰退が懸念される、熊谷市をはじめとする沿線地域の経済をけん引する起爆剤になるものと大きな期待をしております。
まずは、利根川に架かる新橋とその周辺道路の整備を優先的に実施し、そして(仮称)嵐山小川インターチェンジ熊谷間広域幹線道路の整備につなげていく必要があると思慮いたします。
申し上げるまでもなく、道路はつながってこそ大きな効力を発揮します。そこで、この新橋とその周辺道路整備について、現在の状況を県土整備部長にお伺いいたします。

A 吉澤隆 県土整備部長

利根川新橋は、熊谷市と群馬県千代田町を結び、県道熊谷館林線の一部として運航されている赤岩渡船の代わりとなる新しい橋でございます。
この地域では、両県を結ぶ幹線道路として上流の刀水橋や下流の武蔵大橋が利用されていますが、この2橋が離れているため交通が集中し、混雑がみられることから、利根川に新たな橋を架けることにいたしました。
これまでに設計などを実施するための協定を群馬県と締結し、令和6年度は橋りょう予備設計と地質調査を群馬県が主体となって進めています。
また、県では周辺道路整備として新橋へアクセスする道路の整備も併せて計画しており、国道125号バイパスに至るルート案を令和6年1月に地元の皆様へ提示させていただき、その後、地形等を把握するための現況測量を実施しました。
令和6年度は、アクセス道路や新たに福川に架かる橋りょうの予備設計等を進めております。
今後とも、群馬県と連携し、道路整備の早期実現に向け、鋭意取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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