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掲載日:2024年12月27日

令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(杉田茂実議員)

北部地域振興交流拠点の整備について-現在の検討状況について-

Q 杉田茂実 議員(自民)

昨年に引き続き、県の南北格差解消に関するテーマの一つとして、県北部選出議員である私の議会活動の中心である北部地域振興交流拠点について、今回も取り上げさせていただきます。
去る11月16日の土曜日、17日の日曜日の両日、熊谷スポーツ文化公園のにぎわい広場で「彩の国食と農林業ドリームフェスタ」が開催されました。今年度は熊谷市産業祭とのコラボ開催であり、県、市のコラボレーションがつくり出す活気を多くの方々に肌で感じていただけたのではないかと思います。
北部地域振興交流拠点もまた、県と地元熊谷市との連携により多くの県民・市民に愛される施設となるよう思いを込めまして、2点質問させていただきます。
(1)現在の検討状況についてお伺いいたします。
昨年12月議会における私からの一般質問に対し知事からは、「北部地域振興交流拠点には、従来の産業振興機能に未来の県庁の先行モデルとしての機能を加えて検討される」との御答弁を頂きました。多様な機能を持つ施設が整備されることにつきまして、地元県議として大変期待しているところでございます。
知事からの答弁によりますと、北部地域振興交流拠点には産業振興機能に加え、未来の県庁の先行モデルとしての機能が加わるとともに、地域機関の集約も行われるなど様々な役割を担うことが想定されます。そうした役割を果たしながら、県民、市民、職員にとって使いやすい施設とするため、導入する機能や集約すべき地域機関などを含む施設の在り方について、現在、着実に検討を進めておられることと存じます。
そこで、まず、北部地域振興交流拠点の整備に向けた現在の検討状況について、知事にお伺いいたします。

A 大野元裕 知事

まず、「北部地域振興交流拠点の整備について」のお尋ねのうち、「現在の検討状況について」でございます。
北部地域振興交流拠点については、産業振興機能に加え、「未来の県庁の先行モデル」としての機能や地域機関の集約など、幅広く検討をしております。
このうち、産業振興機能については、「多彩なつながりを生み、持続可能な未来を拓く産業拠点」をコンセプトとするほか、「時代の潮流に対応できる企業や人材の育成」を基本的な方向性としております。
また、未来の県庁の先行モデルについては、DXを前提とした未来の姿を想定しながら、民間における先進オフィスやICTの活用事例などの調査も行い、県民にとってより便利で、職員にとっても働きやすい施設となるよう検討を進めています。
あわせて、建設会社や情報関連会社など幅広い業種へのサウンディング調査や有識者へのヒアリングを通じ、外部からの知見も取り入れながら、最適な施設配置や官民連携の事業手法などについての調査も進めてまいります。
他方、地域機関の集約については、熊谷地方庁舎内の各地域機関に加え、近隣の単独庁舎も集約の対象候補として、将来的な施設の維持管理コスト縮減などの観点から現状や課題を整理しております。
また別の観点から申し上げれば、例えば、集約により災害時に災害対策支部となる地域振興センターと県土整備事務所や農林振興センターが同じ施設になるとすれば、災害時に各機関が連携した迅速な対応が可能となり、災害対応力の強化が期待はできます。
今後、北部地域振興交流拠点の基本方針をはじめ、施設規模や整備手法などを整理をし、今年度中に基本構想を策定したいと考えております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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