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掲載日:2024年7月5日

令和6年6月定例会 「自然再生・循環社会対策特別委員長報告」

委員長 浅井 明

自然再生・循環社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」でありますが、今回は、「河川環境の保全・共生について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「浄化槽の法定検査受検率が全国平均と比較し低いことについて、市町村が検査に関与することで法定検査受検率が向上すると考えるが、いかがか」との質問に対し、「秩父地域など市町村が関与するところでは法定検査受検率が高くなっている。他の市町村でも整備型等も積極的に検討していただき、それに応じて県も対応していく」との答弁がありました。
次に、「リバサポによる水辺空間の保全活動について、今後、活動の担い手確保が課題になると思うが、環境教育の面からも、小中高生を巻き込んで進める必要があるのではないか」との質問に対し、「生物調査を実施する大学のゼミと連携し活動した実績はあるが、小中学校との連携は図れていない。一方で、地域では、既に学校と連携している団体があるため、そうした団体を通じ、学校と連携を図っていく」との答弁がありました。
次に、「河川水質の環境基準について、右肩上がりで達成率が向上しているが、平成29年度のように前年より下がっている年度がある要因は何か。また、生活排水処理率100%を目標としているとのことだが、達成の時期はいつか」との質問に対し、「工場・事業場の規制や合併処理浄化槽への転換等の生活排水対策により、河川に流れる有機汚濁量等は着実に減少している。一方で、希釈効果の関係で降雨が少ない年は環境基準の達成率が低くなる傾向がある。また、生活排水処理率については、埼玉県生活排水処理施設整備構想で、令和7年度までに100%を目指しており、令和4年度末時点では93.7%となっている」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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