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ページ番号:255390
掲載日:2024年7月5日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「大規模災害時の対応について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「災害、コロナ禍などの緊急事態及び実際の訓練を踏まえた県業務継続計画の見直しや、改善は行われているのか」との質問に対し、「能登半島地震に関しては、国において検証が始まっているところである。この検証やコロナ禍などのパンデミックも含め、県業務継続計画への反映をしっかりと検討していく」との答弁がありました。
また、「災害オペレーション支援システムについて、消防本部や市町村はどのような内容を入力しているのか。また、入力に係る負担軽減について検討しているのか」との質問に対し、「人的被害、道路・施設被害に関する情報、避難情報、避難所情報などを入力している。現在、システムの再構築を行っており、入力の支援機能として、自動文字認識や音声入力を取り入れ改善を図っていく」との答弁がありました。
また、「国の中央防災会議において防災基本計画が見直され、トイレトレーラー等の設置について盛り込まれた。市町村に設置を促すだけでなく、県においてもトイレトレーラーの整備を検討すべきと考えるが、いかがか」との質問に対し、「現在、市町村には、トイレトレーラーの有用性について周知を図っているところである。県の対応については、能登半島地震における国の検証を確認しながら見直しを進めていきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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