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掲載日:2024年7月5日
人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興に関する総合的対策」でありますが、今回は、「教育改革について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「埼玉県学力・学習状況調査について、データ分析も重要であるが、調査実施後のアフターケアも重要と考える。調査結果を踏まえ、どのような取組を行っているのか」との質問に対し、「児童生徒に対しては、結果票を活用し、個人に合わせた指導を学校に依頼している。また、調査の結果、学力に課題を抱えている小中学校に教員を加配し、チームティーチングや少人数指導などのきめ細かな指導を行っているほか、県の指導主事が学校を訪問し、直接、指導助言を行っている」との答弁がありました。
次に、「教科等横断型の教育課程の研究・実践事業では、生徒自らが考える能力を育むためにどのように取り組んでいるのか。また、具体的に行った取組は何か」との質問に対し、「生徒自らが課題設定し、情報収集、分析を行っている。また、生徒同士で議論を重ね、最後に成果発表するプロセスをとっており、多角的、多面的な視点で考えるよう取り組んでいる。具体的な取組として、松山高校では、東松山市の課題解決をテーマに掲げ、市の職員による講義を受け、生徒自らが現状を把握し、解決策を考えるなど、探究活動を行っている」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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