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ページ番号:255377
掲載日:2024年7月5日
総務県民生活委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案3件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、第77号議案について、「今回の改正で、中小企業やスタートアップが外形標準課税の対象法人になることはないのか」との質疑に対し、「外形標準課税の対象法人から中小企業等は引き続き除外されている。国会においても、中小企業等を原則として引き続き対象外とすることで地域経済や企業経営への影響を配慮した見直しであると答弁がされており、その趣旨を踏まえ県としてもしっかり対応していきたい」との答弁がありました。
次に、第81号議案について、「川口特別支援学校中央棟新築工事の落札率が87.14%であり低いと感じるが、品質確保や下請業者に影響はないのか」との質疑に対し、「適正な履行の確保を図るため、埼玉県建設工事低入札価格調査制度実施要領に基づき、必要経費が適切に計上されているかなどについて調査を行ったところ、下請業者へのしわ寄せはなく、工事品質が確保できると判断した。また、各検査の段階において、県監督員の検査のほかに、営繕課による抜き打ち検査を予定している。さらに、施工に先立って施工計画書の内容を十分確認するとともに、下請業者との契約締結状況の確認や聞き取り調査を行うなど、工事の施工中、完成後の各段階において追跡調査を行うことで、適正な履行を確保する」との答弁がありました。
このほか、第80号議案についても活発な論議がなされました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案3件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、当面する行政課題として、県民生活部から「指定管理者に係る令和5年度事業報告書及び令和6年度事業計画書について」、「令和6年度における指定管理者の選定について」及び「スポーツ科学拠点施設整備運営事業について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。
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