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掲載日:2024年5月17日
Q 宮崎吾一 議員(自民)
さいたま新都心のまちづくりについて、2点、都市整備部長にお伺いします。
1点目に、さいたま市中央区にありますさいたま新都心駅前からけやき広場までのビル街の間の通りは、構造上、強いビル風を感じる場所です。スーパーアリーナのコンサート・イベント目当ての多くのお客さん、そして朝夕の通勤通学の地元の皆様が行き交う県内屈指の玄関口、そして、日赤病院、県立小児医療センターの患者さんが通院する場所であるにもかかわらず、その対策が十分にはなされておりません。
埼玉県が率先して問題提起をし、さいたま市、地元関係者との協議を進めていただきたいと考えます。都市整備部長の御見解を伺います。
2点目に、スーパーアリーナにお越しになったお客さんが、飲食や地元商店街にお金を落としていくという動線をもう少し考えていただきたいと、日頃から与野の商店街の皆さんは思っています。是非とも浦和、大宮のお店だけではなく、さいたま新都心に近接する与野中央区にも、いいお店がいっぱいあるんです。
さいたまスーパーアリーナの大規模改修を受けて、メインアリーナが休業するタイミングでけやき広場周辺の活用に力を入れる。そして、隣の北与野駅までの周遊を念頭に置いた与野(さいたま市中央区)にお立ち寄りいただけるようなきっかけづくりを協議して支援していくべきではないかと考えますが、都市整備部長に御見解を伺います。
A 山科明宏 都市整備部長
まず、ビル風の対策について県が問題提起し、市や地元関係者との協議を進めていただきたいについてでございます。
さいたま新都心駅前からけやきひろばに至る通路は、議員御指摘のとおり、ビル風が吹いております。
この通路は、さいたま市と建物所有者がそれぞれ管理をしております。
ビル風対策については、環境アセスメントの対象の建物は、その手続きを経て、建物所有者が既に通路に屋根を設けており、現状以上の整備については通路所有者の任意の対応となります。
現在さいたま新都心では、事業者相互の創意工夫により、より良いまちづくりを進めていくことを目的に、県や市、建物所有者などで構成する「さいたま新都心まちづくり推進協議会」が設置されております。
協議会ではこれまでも、地区全体の案内表示などについて協議し、共同で取り組んできております。
県が所有するさいたまスーパーアリーナやけやきひろばを訪れる多くの方が通路を利用されることから、構成員の一員として、協議会を通じ、ビル風対策に向けた協議について提起してまいります。
次に、けやきひろば周辺の活用に力を入れ、与野・さいたま市中央区へ立ち寄るきっかけ作りを協議して支援すべきについてでございます。
けやきひろばでは、ビール祭り、水かけまつり、フリーマーケットなど電車利用の方や近隣にお住いの方などが訪れる多彩なイベントを開催しており、多い年では年間約250万人の来場者があります。
こうしたイベントの開催は、周辺の飲食店、物販店、宿泊施設、交通機関などへ経済波及効果をもたらし、周辺の飲食店などへ多くの方が立ち寄るきっかけになっているものと認識しております。
また、指定管理者である株式会社さいたまアリーナは、北与野新都心商店会に加盟し、けやきひろばと北与野駅周辺の飲食店などが一体となったキャンペーンを行い、北与野駅周辺の周遊にも繋がる取組を行っております。
さいたまスーパーアリーナでは、大規模改修工事に伴い、令和8年1月中旬からメインアリーナなどの休館を予定しております。
休館中は、けやきひろばを最大限活用して、イベントなどを年間を通して実施し、集客を図るとともに、引き続き地域と連携し、周辺地域への支援にも繋がるよう取り組んでまいります。
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