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掲載日:2023年3月14日
Q 辻 浩司 議員(民主フォーラム)
長野県安曇野市、宮城県多賀城市、栃木県宇都宮市、神奈川県平塚市教育委員会などでは、保護者向けの注意喚起文書又はシックスクール問題マニュアルの中で香害について取り扱っております。
埼玉県教育委員会でも市町村教育委員会に対しての情報提供や、また注意喚起をできるような考えはあるでしょうか、教育長の御所見をお伺いいたします。
A 高田直芳 教育長
県教育委員会では、これまでも国や本県県民生活部が作成した、柔軟剤などの香りを不快に感じる方がいることをお知らせするポスターを全ての県立学校及び市町村教育委員会に配布し、香料に関する啓発を行っています。
また、学校の管理職や養護教諭などを対象とした研修会において、香料を含む化学物質過敏症で困っている児童生徒への配慮や相談に組織的に対応するよう求めています。
しかしながら、現状においては、柔軟剤や制汗剤といった人工的な香料による過度な香りが与える影響について、児童生徒や保護者の理解が十分でないことも認識しております。
県といたしましては、引き続き、県立学校や市町村教育委員会に他の自治体における取組事例を情報提供するなど、児童生徒の発達段階も踏まえ、保護者も含めた教育現場での理解促進に努めてまいります。
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