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掲載日:2023年3月14日
Q 辻 浩司 議員(民主フォーラム)
外国人特別選抜とは、一定の要件を満たす外国人生徒に対して漢字のルビを振るなどの受検上の配慮をする入試選抜のことです。現在、県立高校には外国人特別選抜を実施している高校が12校あり、計90名の募集人員となっています。しかしながら、受検者は昨年度で32名、合格者24名と募集人員の3分の1程度しか受検者がいない状況です。これは特別選抜とはいってもあくまで定員の中で行われており、別枠で選抜をするわけではないため、一定の配慮がなされたとしても日本人受検者と競合した場合、ハードルが高いことがうかがえます。
外国人特別選抜の対象校を増やすだけでなく、東京都などで実施しているように外国人枠を設けるべきではないかと考えますが、教育長のお考えをお聞きします。
A 高田直芳 教育長
県立高校入試では、在日期間が3年以内の外国籍の生徒を対象に、現在、12校で外国人特別選抜を実施しております。
外国人特別選抜では、学力検査において、一般の受検生は5教科としているのに対し、数学と英語の2教科に軽減し、問題文にルビを振るなどの配慮を行っており、今年度の志願者数は、昨年度よりも増加しております。
県といたしましては、外国人生徒の増加や外国人特別選抜の志願者の増加といった状況を踏まえ、外国人特別選抜の在り方について、出願要件や学力検査の方法など様々な観点から検証する必要もあると考えているところです。
現在、東京都などが実施している外国人枠の設置や入学後の支援の在り方などについての情報収集を行っているところであり、これらも踏まえて、外国人特別選抜の在り方について研究を進めてまいります。
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