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掲載日:2022年10月19日
Q 小川直志 議員(自民)
消防団員が減少している原因の一つとして、自分が住んでいる地域を守っている身近な消防団員が誰なのか、地域で知られていないことがあるのではないかと思います。知事はじめ執行部の皆さん、自分のお住まいの近所の消防団員の方、何名か名前を挙げられますでしょうか。多分、隣の家で消防団員になっていても気が付かない方も中にはいるんじゃないでしょうか。
一例を挙げますけれども、自治会などでよく自治会役員名簿というのが作られます。全戸に配布されます。民生委員の氏名はあっても、消防団員の名前が載っているという地域は少ないんじゃないでしょうか。消防団の加入促進や活性化を図るには、やりたい人がやっていると地域の人から見られるのではなく、消防団員が地域から尊敬され、感謝され、誇りを持って職務に取り組む環境づくりが必要なんじゃないでしょうか。
ここで、一つ例を挙げさせていただきます。取組事例を挙げさせていただきます。私、提案しまして、坂戸市では市の教育委員会と連携し、小学校の入学式や卒業式には地域の消防団幹部を招待し、消防の正装で出席していただいております。日頃、登下校を見守る学校ボランティアと同じように、消防団員は子供たちの安全を守っており、このような機会を通じて尊敬・感謝の気持ちを育むことが重要だと考えております。
そこで、消防団が地域から尊敬・感謝を受ける存在となることについて、県がどのようにお考え取り組んでいるのかを、危機管理防災部長にお伺いいたします。
A 三須康男 危機管理防災部長
消防団が地域から尊敬・感謝される存在になることは、消防団の加入促進、活性化につながることが期待されます。
県では、消防団を地域ぐるみで応援するプロジェクトや、地域防災に尽力された消防団員に対する表彰などを行っておりますが、ご紹介ありましたように学校教育の現場に関わることも極めて有効だと考えます。
お話のあった坂戸市のほか例えば入間市では、小学校の防災訓練に消防団員が参加して、放水の実演などを行い、児童からは「かっこよかった」「自分も将来消防団員になりたくなった」などの声も聞かれたそうです。
こういったことは、教育局とも情報共有したいと思います。
今後とも、消防団が地域から身近な存在であることを理解され誇りをもって活動できるよう、市町村独自の取組をしっかりサポートしてまいります。
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