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掲載日:2022年3月30日
Q 荒木裕介 議員(自民)
私の地元さいたま市桜区の玄関口の一つである埼京線、JR中浦和駅は、駅北側に南区と桜区の境界線があり、通勤通学をはじめとする都心へのアクセス良好な路線として桜区民も多く利用しています。私は以前の一般質問で、この駅周辺を流れる一級河川・鴻沼川については、県管理河川として、その地にふさわしい景観整備をすべきとの質問をしております。
この河川については、1998年9月に発生した台風五号により、河川激甚災害対策特別緊急事業、これはいわゆる激特ですね、この激特に指定され、河川改修が進められてきました。これはあくまでも緊急的に進められた治水対策であり、駅前という立地を意識した美観の観点からの景観対策まではとられるはずもありませんでした。
あれから24年、地元では、中浦和駅北側周辺改善まちづくり協議会なる会を立ち上げ、「人と川辺の調和とにぎわいの創出」をテーマに、駅周辺の景観を含めた抜本的な改善を視野に、様々な意見交換を重ねております。まずは、むき出しになった鋼矢板のさびつきや朽化した沿道の手すりなどを改良し、護岸をコンクリートで垂直打設にするといった景観整備が必要と考えます。
さらに、今後は民間事業者を巻き込み、川を囲むシンボリックな交流広場といった水辺空間の利用に向けて、地元自治会やさいたま市とも連携し、整備を進めていただきたいと考えますが、県土整備部長の御所見をお伺いいたします。
A 北田健夫 県土整備部長
議員お話しの河川の景観整備や民間事業者と連携した水辺空間の利用については、地域のまちづくり計画と一体で進める必要がございます。
県では、まちづくりや地域振興を支援する手法の1つとして、地元市町村と民間事業者等が連携し、水辺空間の利活用を進める「Next川の再生」事業に取り組んでおります。
本事業は、市町村が主体となり、民間事業者、地域住民等で構成する利用調整協議会を設置し、具体的な河川の利活用計画を策定、その後、事業着手することとしております。
まずは、地元市から、まちづくりと併せて、民間事業者と連携した河川空間の利活用を進めていきたいというご相談、提案があれば、その内容を踏まえ、丁寧に対応してまいります。
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