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掲載日:2022年6月21日
Q 荒木裕介 議員(自民)
今回の第6波のオミクロン株は、非常に感染力が強く、予測をはるかに超えるスピードで感染拡大が進んだのは想定外であったということですが、それでは、これまでの2年間で、コロナ禍から得られた知見や教訓を生かせていないということになります。
ウイルスの性質上、今後も様々な変異株の出現が予見されますが、国の示す検査体制の基準に従うだけでは、また想定外の事態を招くことが危惧されます。国の基準とは別に、県独自の判断で検査体制能力を拡充できるよう準備すべきと考えますがいかがでしょうか、保健医療部長の御所見をお伺いいたします。
A 関本建二 保健医療部長
本県の検査能力は、国の指針に基づきますと、過去最大規模の検査需要が生じた場合も十分に検査可能となるよう1日当たり23,380件となりますが、現状ではPCR検査だけでも、最大時には1日当たり64,858件の検査能力を確保しております。
第6波では本県の1日の最大検査件数は18,908件であったことから、十分な検査能力があると考えております。
一方で、診療・検査医療機関などで十分な検査が行えなかったのは、抗原定性検査キットやPCR検査の唾液を採取する容器などが不足したためでした。
このため、国に対して、検査キットなどの安定供給を強く要請し、医療機関へは対応可能な代替え容器について周知したところです。
国は、医療機関からの緊急的な検査キットの購入を直接受け付け、卸売業者の供給に結び付ける仕組みを整備しました。
こうした仕組みを周知し、検査キットの供給不足解消に努めてまいります。
再Q 荒木裕介 議員(自民)
今御答弁いただきましたけれども、今オミクロン株が大分まん延しておりますが、今後新たな変異株が発生した場合などでも検査が十分に行われるように、質問でも申し上げたとおり、やはり県独自の判断で検査能力をしっかりと拡充していく必要があると考えますが、その点について再度御答弁をお願いしたいと思います。
再A 関本建二 保健医療部長
変異株にも備えて県の検査能力を高めるべきだとのことでございます、オミクロン株よりもさらに感染力が高いといわれておりますオミクロン株の亜種BA.2も県内でも検出されております。
そうした新たな感染力の強い変異株が今後も出てくるという可能性もありますことから、必要に応じまして、医療機関や検査機関へのPCR検査機器の補助などを通じて、さらなる検査能力の拡充に努めてまいります。
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